こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
フジテレビの元アナウンサーであり、現在も多方面で活躍する加藤綾子さん。
そんな彼女が著書『会話は、とぎれていい 愛される48のヒント』で明かした、一流のコミュニケーション術。
本書には、アナウンサーという立場だからこそ得られた深い洞察が詰まっていました。
今回は、本書を読み、特に印象に残った3つのヒントを紹介します。
※およそ2分で読めます
【書評】『会話は、とぎれていい』|人に愛されるコミュニケーション術
① 大御所が自然に行っている「空気の作り方」
加藤さんが語る芸能界の大御所、例えば笑福亭鶴瓶さんや内村光良さんに共通するのは、「どんな場でも機嫌よく振る舞う」という姿勢です。
これは簡単そうに見えて、意識的に取り組まなければ実践できません。
ですが、彼らはもはや無意識レベルで空気を明るくすることができている。
まわりの空気を明るくすることが、習慣化されているのです。
また、ネガティブをポジティブに変換してくれるため、「気に入らないことも面白がる視点を持つ」スキルを磨くのもいいかもしれません。
② 信念を貫く「ゆずれない一線」を持つ
ヒント32では、「たとえ摩擦が生じても、自分の信念は貫くことの大切さ」が語られます。
ここで紹介されていたのは加藤浩次さんや黒柳徹子さん。
彼らは自分の信念を曲げずに発言することで、結果として多くの人から信頼を集めています。
従来の日本社会では「和を乱さない」ことが美徳とされる場面が多々ありました。
しかし、違和感を飲み込まずに表明する姿勢は、これからの時代により必要とされるスキルだと感じています。
③ 表情管理の極意「ほっぺたキープ」
加藤さんが1年目の頃、日村勇紀さんから「話を聞いている時の顔が死んでる」と言われたエピソードが紹介されていました。
その経験から導き出されたのが、『ほっぺたキープ』です。
これは、「口角ではなく頬の筋肉を意識して上げ続ける」表情管理法で、自然な笑顔とリフトアップ効果の両方が期待できる優れた技術です。
私も口角ばかり気にしていたので、このアドバイスは目からウロコでした。
テレビで活躍し続けているアナウンサーのリアルな悩みと、その解決策には非常に説得力があります。
まとめ
『会話は、とぎれていい 愛される48のヒント』には、単なるテクニックだけでなく、人間関係における誠実な姿勢や努力の積み重ねが込められています。
章ごとにまとめられたヒントは、読書が苦手な人にも読みやすい構成で、実践にも役立つ内容です。
気軽に読めて、人生の人間関係をより良くするヒントが満載の一冊。すぐに活かせる知識が詰まっていました。
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さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。