【書評】『実践!タイムマネジメント研修』|成果を出す人の時間術

こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。

今回ご紹介するのは、坂本健さんの著書『実践!タイムマネジメント研修 より少ない時間で、より高い成果を出すために』です。

本書では、成果を出す人の思考法と時間の使い方を、まるで自分が研修に参加しているかのような臨場感で学ぶことができます。

私はこの本を通して、仕事の効率を劇的に変える3つの視点に出会いました。

※およそ1分で読めます

【書評】『実践!タイムマネジメント研修』|成果を出す人の時間術

1. 成果を出す人は「言語化力」が高い

成果を出す人とそうでない人の違いは「言語化できているかどうか」です。

「わかっているつもり」が一番のムダの原因であり、優秀な人は考えを明確に言語化することで、自分が考えるべきことを精査しています。

つまり、“急がば回れ”で、自分の思考を整理する時間を惜しまないのです。

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2. スキマ時間こそが成果を生む

「20分じゃ何もできない」と思いがちな “こま切れ時間”。

実は、これが積み重なれば1週間で約8時間 。丸1日分の時間に相当します。

本書では、スキマ時間の活用法として以下のような方法が紹介されています。

  • 優先順位の高い作業を1つだけ決めておく

  • タイマーを使って時間を“見える化”する

また、「集中力は最初に一気に高まり、その後すぐに低下する」というのは、忘れてはいけない指摘です。

3. 「過剰品質」というムダに気づく

良かれと思って作った資料が、実は「やりすぎ」だった…

そんな経験はありませんか?

上司やクライアントの“本当に求めていること”を確認せずに作業を進めると、過剰な成果物になりがちです。

ムダな仕事を防ぐために重要なのは、

  • 指示の背景や目的を質問で明らかにすること

  • 最初に「これでよろしいでしょうか?」と確認をとること

こうした手間を惜しまない姿勢こそが、真のタイムマネジメントと言えそうです。

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あとがき:まるで体験型の研修に参加したかのような読書体験

本書は物語形式で構成されており、読者自身が主人公になったかのように、研修を疑似体験できます。

自己啓発書としてだけでなく、読み物としても非常に楽しめました。

私が今回紹介した内容はほんの一部。ほかにも「必要性の変化」「クラスタリング」など、学びの宝庫です。

ビジネス書としての実用性はもちろん、読後感もすばらしく、「タイムマネジメント」に本気で取り組みたい方に全力でおすすめできる一冊です。

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さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

ニックネーム:yatsuo(やつお) 雑記ブロガー。趣味はドライブと読書、インターネットです。 空いた時間は「おいしいたべもの」「良い雑貨品」「おしゃれなファッション」を求めて日々、リサーチしてます。最新家電にも目がありません。