こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
正直に言うと、私にはいまでも苦手な科目があります。
そんな私が出会ったのが、東大医学部在学中に司法試験にも一発合格した河野玄斗さんの著書『東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法』。
この本の大きなメッセージは、「勉強ができないのではなく、勉強法を知らないだけ」というシンプルかつ力強いものです。
本記事では、実際に本を読んで私が学んだこと・共感したポイントを紹介します。
※およそ1分で読めます
【書評】シンプルな勉強法|司法試験合格者から学ぶ幸福の最大化
「幸福の最大化」が勉強の原動力になる
読んでいて一番印象的だったのは、序盤で触れられていた「幸福の最大化」という考え方です。
「受験前だけど遊びたい」というとき、普通は「今は我慢」となりがちですが、河野さんは「最も幸福になれる選択をしよう」と説いています。
この視点に、私は大きくハッとさせられました。
人生は勉強だけではありません。
学生時代にしかできない経験もあるはず。
自分にとって何が一番大切かを見つめ直すことで、勉強にも前向きに取り組めるようになるだろうな~と思いました。
ストレスを感じたら、すぐに寝よう
「ストレスを感じたときは寝る」
これも非常に共感したポイントです。
学生時代、私は「睡眠時間を削ってでも勉強すべき」と考えたこともありました。
しかし、実際には集中力も落ち、生産性も低下するばかり。
河野さんはこの非効率さを数式で説明されていて、まさに目から鱗でした。
短時間でもいいからしっかり寝て、集中できる状態で勉強するほうが、結果的に時間を有効活用できます。
ノートは「まとめる」のではなく「活用する」もの
授業ノートを別のノートに清書する“まとめ作業”を繰り返す人は多いと思います。
しかし、それは勉強の本質ではありません。
本書で紹介されていたノート活用法は以下の3ステップになります。
-
読んで覚えられる箇所は書かずに読むだけ
-
覚えにくい箇所にマーカーをひく
-
それでも覚えられない部分は書いて覚える
この方法なら、時間をムダにせず効率よく学習できます。
楽に勉強できることに越したことはないので、私も今後このスタンスで勉強したいと思いました。
優先順位は固定しなくていい
最後に大きな気づきだったのは、「優先順位は変えてよい」という柔軟な考え方。
私はかつて、一度決めたスケジュールやタスクは最後まで守らなければならないと思い込んでいました。
でも、状況は常に変化するもの。
その場その場で「いま、自分にとって一番大切なことは何か?」を考える柔軟性こそが、幸福の最大化につながるのだと納得しました。
まとめ
本書は、単なる「効率的な勉強法」の指南書ではありません。
勉強を通じて「自分にとっての幸福とは何か」を見つめ直させてくれる一冊です。
「勉強が苦手」「続かない」「何を優先すべきか悩んでいる」そんな人にこそ、読んでほしい本だと思いました。
📖 『東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法』をチェック 👉 Amazonで見る
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。