こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、セロトニンを分泌させるとメンタルや睡眠に良い影響を与えることをご存じですか?
セロトニンを分泌させることは確かに重要ですが、その前に “腸内環境を整える” 必要があるんです。
今回は、腸内環境を整える必要性について、とてもわかりやすく書かれている本『セロトニン復活ストレス解消法』を読んだ感想を書いていきます。
※この記事は、およそ2分で読めます
「セロトニン復活ストレス解消法」の感想
腸内環境を整える必要がある理由
脳と腸は『脳腸相関』と言われるほど密接な関係にあります。
そのため、腸内環境を整えるとメンタルや睡眠に良い影響を与えることになるんです。
この点について、『セロトニン復活ストレス解消法』にわかりやすく書いてありました。
「脳を改善してください」と言われたら難しいですが、「腸を改善してください」と言われたら改善策を打ちやすいからです。
脳だと専門家でもなければ対処しにくいけど、腸なら「腸にいいものを食べる」と素人であっても改善策がわかりやすい…
ざっくり言えば、脳を改善するより腸内環境を整えるほうが、メンタルや睡眠を改善するうえで圧倒的にわかりやすくて効率がいいんです。
バナナ食って整腸剤飲んでぬいぐるみ抱いて寝ろ!
『セロトニン復活ストレス解消法』のなかで最も印象的なのは、カウンセラーが患者に「バナナ食って整腸剤飲んでぬいぐるみ抱いて寝ろ!」と教えるシーンでした。
(というか表紙にも書いてあり、そのセリフに惹かれて読むことにしました)
最初はジョーク染みたセリフに感じていましたが、読み進めると100%本気のセリフなんです。
なぜ、このようなセリフになるかについては以下のとおり。
- 『バナナ』は善玉菌の餌になりやすく、継続がしやすい食品だから食べる(整腸剤の効果を爆上げする)
- 酪酸菌入りの『整腸剤』は大腸の正常な働きをサポートして毒素を排出してくれるから飲む(整腸剤は便秘薬や下痢止めとは別物)
- バナナを食べて整腸剤を飲んだうえで、オキシトシンを分泌させるためにぬいぐるみを抱く(オキシトシンは入眠を促すだけでなく、セロトニンを増やす効果がある)
※セロトニンとオキシトシンは『幸せホルモン』と呼ばれていて、ここにドーパミンを加えて『三大幸せホルモン』と呼ぶこともあるそうです
あとがき
『セロトニン復活ストレス解消法』のなかでは、『バナナ食って整腸剤のんでぬいぐるみ抱いて寝る』という習慣の妨げとなるホメオスタシスについても触れていました。
ホメオスタシスは、新しいことを始める際に必ず発動され、何とかして元の自分に戻そうとしてきます。
じつは、あなたが新しいことを習慣化しにくいのは、ホメオスタシスの作用によるものが大きいのです。
ホメオスタシスについて理解していると、習慣化をあきらめかけたときに「ホメオスタシスが悪さをしているだけだから、このまま続けよう」と思えます。
そうなると、新しいことを習慣化できる確率がグンと上がるはず…
ともあれ、『セロトニン復活ストレス解消法』には、簡潔にわかりやすくメンタルや睡眠を改善する方法が書かれています。
ストレスによってメンタルが思わしくなかったり、睡眠不足に悩まされたりしているなら、あなたもぜひ読んでみてくださいね!
※この記事に登場した本はこちら↓
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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