メンタリストDaiGo氏著[人を操る禁断の文章術]を読んだ感想

こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。

あなたは、文章をキレイに書こうとしていませんか?

わたしは、なるべくきれいに書こうとしていました。(実際に綺麗に書けているとは思いませんが)

しかし、この本を読んで、必ずしも『文章をきれいにまとめる』ことで『読者にうまく伝わっているとは限らない』ということなどを学びました。

今回は、そんな気づきを与えてもらうことができたメンタリストDaiGoさん著の『人を操る禁断の文章術』を読んだ感想を書いていきます。

メンタリストDaiGo氏著[人を操る禁断の文章術]を読んだ感想

本書のなかの一部を3つ取り上げて感想を述べます

本書のなかで、わたしが重要だと思ったところの一部を3つとりあげてご紹介します。

それは、『文章は読ませるために書くのではなく、行動させるために書くもの』『書かない3原則』『話しかけるように書く』です。

文章は読ませるために書くのではなく、行動させるために書くもの

『読む』『言葉に反応する』『想像する』『行動を起こす』という流れを頭に入れて書くことが重要。

心理学的にも、目標というのは『文章化』されることでより明確になり、達成しやすくなることが証明されているようです。

メンタリストDaiGoさんも、これを知ったとき『言葉や文章に「人生を変える力」があること』を知ったといいます。

一例として本書に掲載されていたのは、アメリカの大型量販店で実際にあったケースでした。

『紙オムツ』の売り場に「ある文章を掲示」しただけで、『紙オムツ』よりも高額な『使い捨てカメラ』の売り上げがアップしたんです。

どんな文章を掲示したかというと、『今しか見れない姿、残しませんか?』です。

まさに、『文章は読ませるために書くのではなく、行動させるために書くもの』を体現したようなエピソードですよね。

また、わたし自身も良い意味で『自己啓発本』を読むと毎回「行動させられてるな~」と思っています。

直近に読んだものであれば、見城徹氏著の『読書という荒野』を読んだ際に『努力は圧倒的でなければ意味がない』という言葉に影響されました。

【幻冬舎×NewsPicks】『読書という荒野』を読んだ感想

行動といっても、あくまでマインドとしての話ではありますが、自分が興味を持っていることくらいは『圧倒的に行おう』と思うようになりました。

書かない3原則

書かない3原則とは以下の3つです。

  1. あれこれ書かない
  2. きれいに書かない
  3. 自分で書かない

『あれこれ書かない』『きれいに書かない』までは何となく内容を想像することができると思いますが、『自分で書かない』については、想像することができませんよね?

わたしも、本文を読むまでは『?』でした。

しかし、読み進めていくと『刺さる言葉は自分の中にではなく、相手の心の中にある』ため、『自分が書きたいことを考えている時間があれば、読む人のことを調べた方がいい』ということがわかりました。

わたしもそうでしたが、これだけを聞くと「むずかしそう」と感じるはずです。

しかし、『マインドリーディング』という方法を使うと、案外簡単そうです。

この『マインドリーディング』のやり方についても、本書にわかりやすく記載されています。

話しかけるように書く

話しかけるように書く方法は『とてもシンプル』です。

『会話を文章化する』だけ。

会話を書きだして、文章に落とし込むだけで、説得力があがります。

自分の発言に対して、相手がどう反応するのかを想像して『一人二役』で書きます。

これで、簡単に人を動かす文章が書けるようになるんです。

これは、わたしも既に取り込んでいる手法ではありました。

(実践しきれていない部分もあるのは重々承知ですw)

しかし実際に使っている手法だからこそ、『会話を文章化する』が重要ということに、非常に共感しました。

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あとがき

人間の心理について熟知しているメンタリストDaiGoさんの『文章術』は、とても参考になりました。

もちろん、上記3つに焦点を当てましたが、本書のなかにはこの数倍の有益な情報量がありますので、ぜひ手にとって読んでみてください。

実際に禁断の文章術を操るには、しばらく練習が必要そうですが、なるべく活かしていきたいと思います。

すこし話は変わりますが、いま(2020年4月17日現在)在宅勤務で、自宅にいることが多くなったので読書をする時間を確保することが容易になりましたね。

大変な状況ではありますが、あえて『ものすごくポジティブ』に考えると、いまは自由な時間が多くとれる時期だと思います。

この際、思い切って自分の好きなことばかりやってしまえば『ストレス』も減るかもしれません。

人間というのは『暇』な時間が増えると『ネガティブなことを考えだす』という傾向にあります。

なので、自分の好きなことに没頭して『あれこれ考える』時間を減らすことが重要な気がしています。

基本的には、いま(2020年4月17日現在)は新型コロナウイルス『自宅で出来ること』に限られると思うので、もともとインドア派な人はある意味ラッキーかもしれませんね。

ただ、個人的には普段本をあまり読まないという方にとっても『読書』をある程度習慣化するチャンスかもしれないと思っています。

「そこまで『読書』に興味がないな~」「だれかの書評を見ればいいや」という方には、まずはこちらの記事を読んでみていただきたい。

【幻冬舎×NewsPicks】『読書という荒野』を読んだ感想

どうしても自分で読むのが面倒くさいという方には『オーディブル』などの『本の読み上げサービス』を使うとラクです。

ちなみに、この『人を操る禁断の文章術』も、『本の読み上げサービス』を利用し、4倍速で読みました。

読む速度を調節できるのも嬉しいですよね。

以上、「メンタリストDaiGo氏著[人を操る禁断の文章術]を読んだ感想」でした。


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ニックネーム:yatsuo(やつお) 雑記ブロガー。趣味はドライブと読書、インターネットです。 空いた時間は「おいしいたべもの」「良い雑貨品」「おしゃれなファッション」を求めて日々、リサーチしてます。最新家電にも目がありません。