こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
がん患者の心のケアを専門とする国立がん研究センター中央病院 精神腫瘍科長・清水研氏。
そんな医師が書いた『もしも一年後、この世にいないとしたら。』は、単なる自己啓発本ではありません。
実際に死と向き合う現場にいるからこそ伝えられる「人生の本質」が詰まっています。
今回はこの本を読んで、私自身が得た “3つの気づき” をもとに、人生観がどう変わったのかをお伝えします。
※およそ1分で読めます
【書評】『もしも一年後、この世にいないとしたら。』|人生が変わる“本当に大切なこと”とは
気づき①:人生に期限があると、行動が変わる
「いつかやろう」と思っているうちに、人生は過ぎていきます。
本書を読み、改めて「自分は死を遠いものとしてしか考えていなかった」と痛感しました。
健康診断や事故など、誰にでも“突然の終わり”は訪れる可能性があります。
尊敬する精神科医・樺沢紫苑先生も「後悔しない人生とは“やりきった”と胸を張れること」とおっしゃっています。
この言葉と本書が重なり、「やりたいことを具体的に、今すぐ始めよう」と思えました。
気づき②:「こうあるべき」に縛られると、本当の自分を見失う
著者の清水氏も、かつては「must(〜ねばならない)」に縛られて生きていたそうです。
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弱音を吐いてはいけない
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人に頼ってはいけない
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常に努力し続けなければならない
…そんな無意識の思い込みが、自分の感情や欲求(=want)を押し殺してしまうのです。
この本を通して、「本当に生きたい人生」は、“人にどう見られるか” ではなく “自分がどう感じるか” で選ぶべきだと気づかされました。
気づき③:人は、何歳からでも変われる
本書の中で、清水氏は「人は何歳からでも変われる」と断言しています。
がん患者の “限られた時間” の中で見せる変化を目の当たりにしている彼だからこそ、説得力があります。
多くの人が「変わりたいけど無理」と諦めていますが、変わることを信じ、選ぶことこそが第一歩。
それは「他人を変えることはできなくても、自分は変えられる」という希望でもあります。
まとめ:『死』を意識してこそ、生き方が整う
現代は “死” を語ることがタブー視されがちですが、死と向き合うことで初めて「自分の人生を生きる」覚悟が生まれます。
清水氏の言葉を借りれば、「人生は一度きりの旅」。
もっと自由に、もっと自分らしく、そして悔いのないように生きていきたいと感じました。
もしも今、人生に迷いや虚しさを感じている方がいたら、この本はきっと “生き方のヒント” になるはずです。
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さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。