こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、「最後までやり抜いた!」と胸を張って言える経験がありますか?
『やり抜く人の9つの習慣 』には、成功する人たちに共通する科学的な習慣が紹介されています。
「習慣化が苦手な人」や「何かをやり抜いてみたい人」にとって実践的な内容が詰まっていました。
※およそ1分で読めます
【書評】やり抜く人の9つの習慣|やり抜く力を習慣化しよう
1. 目標達成に必要な「if-thenプランニング」
本書ではまず、目標達成に有効な手法として「if-thenプランニング」が紹介されています。
例:「もし金曜日の夜7時になったら、1時間ジョギングをする」
このように、「○○のときには△△をする」とあらかじめ決めておくことで、行動のハードルがぐっと下がるのです。
人間の脳は「XならY」という形式の情報を記憶しやすく、自動化された行動を促します。
2. モチベーションを左右する「これまで思考」と「これから思考」
本書で特に印象に残ったのが、目標に対する2つの思考法。
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これまで思考:どこまで進んだかを見る
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これから思考:あとどれだけ残っているかを見る
「これまで思考」は達成感を早めに感じやすく、途中で気が緩みがち。
反対に「これから思考」はモチベーションを保ちやすいので、やり抜いたことのない人にとっては特に有効だと感じました。
3. 非現実的な楽観主義 vs 現実的な楽観主義
「目標は簡単に達成できる」と過信する「非現実的な楽観主義」は危険です。
本書では、バンデューラの「自己効力感」の理論を引用しながら、目標達成には「現実的な楽観主義」が必要だと説いています。
つまり、「成功できる」と信じることは大事ですが、「困難は必ずある」という前提で準備をすることが成功へのカギというわけです。
あとがき
『やり抜く人の9つの習慣』は、行動科学に裏打ちされた「続ける力」の鍛え方を教えてくれる一冊です。
目標設定や行動計画、障害の乗り越え方まで具体的な手法が紹介されており、理論だけで終わらない実践向きの内容でした。
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さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。