こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
趣味の読書により、新しく仕入れた情報(気づき)について、備忘録します。
今回は、『栗原 甚(くりはら じん)』氏の著書『すごい準備』から学んだことです。
この本は、著者の実体験に基づいて『ノンフィクション』で書かれています。
- 誰にも実写化の許可がおりなかった『天才バカボン』
栗原氏以外は誰も実写化させてもらえなかった『天才バカボン』をドラマ化することができたときのエピソードをはじめ、複数書かれていました。
- なぜ、実写化することができたのか
カンタンにいうと『めちゃくちゃ準備をして戦略をたてたから、原作者を口説くことができた』のです。
コレって『どの仕事でも』いや『なにをするにも』応用することができると思います。
なぜなら、やっていることはあくまでも「『何かを実行』する前に必要な『準備』だから」です。
- 私たちは、何をするにも『準備』しています
たとえば、毎日同じ流れ作業をするにしても、作業に入る前には『「さぁ、今日もやるか~」という心の準備』くらいはしているはずです。
それくらいのことなら準備を入念にすることはないでしょう。
しかし、『契約をとりたい』ときや『意中の相手と仲良くなりたい』ときなどは、入念な準備・戦略をたてた方が成功率は俄然高くなる。
『すごい準備』を読み、実践することで、心からそう思えるようになりました。
特に営業職の方であれば、ガンガン使える技術なのではないかと思います。
交渉を成功させるには徹底した準備が必要![すごい準備]
準備を重要視すると『PDCA』よりも『RPA』の方がうまくまわる
なにをするにしても『準備』は必要なのですが、ここでは『仕事』に絞って説明していきたいと思います。
『仕事のサイクル』として有名なのが『PLAN(計画)』『DO(実行)』『CHECK(評価)』『ACTION(改善)』ですよね。
ですが、栗原氏が提唱しているのは『READY(準備)』『PLAN(戦略)』『ACTION(実行)』なんです。
この『RPAサイクル』を回す(『準備』と『戦略をたてる』ことに重点をおき力を注ぐ)ことで、それまで「だれも成し遂げることができなかった『天才バカボンのドラマ化』を実現できた」のです。
なお、著者の栗原氏は、PLANを『計画』と呼ばず『戦略』と表現する『こだわり』があります。
言葉の『こだわり』があるのって、『カッコいい』と思いました。
話がそれましたが、『準備』をして『戦略をたてる』うえで重要なのが『準備ノート』と呼ばれるものです。
『準備ノート』って、どんなもの?
自分と相手の共通点を探っていくもの。
『自分』と『相手』の共通点をさぐり、その話題をどう展開するかということを考えることが重要です。
その手助けとなるのが『準備ノート』です。
また、準備ノートをまとめることで、共通点以外にも見えてくるものがあるでしょう。
たとえば『相手に質問すべきこと』などです。
交渉というのは、相手の貴重な時間をいただいているわけですから、なるべく話をスムースに運ぶことができるように『質問することをまとめておく』必要もありますよね。
そこで、ざっくりですが『準備ノート』の書き方を手順化してみました。
準備ノートの書き方
- 左右2ページに何も書いていないページを開く。
- どちらのページも真ん中に縦線をひいてノートが4分割された状態にする。
- 左のページの左側には『相手』の情報を書く。左のページの右側には『自分』の情報を書く。
- 右のページの左側には『問題点』を書く。右側には『解決策』を書く。
そして、『相手』と『自分』の共通点をピックアップしていく。
重要なポイントは、常に相手のことを考えて書くこと。
あとがき
『準備ノート』の書き方には、ほかにもいろいろと『ポイント』があります。
そのポイントを実践してこそ、うまく戦略をたてることが可能になります。
また、栗原氏が実際に経験したエピソードもたくさん詰まっています。
興味がある方は、ぜひ実際に『すごい準備』を読んで、実践してみてください!
きっと、あなたが『戦略』をたてる際にも役に立ちますよちなみに私は『人の成功体験を真似ることは、非常に重要かつ楽しいことだ』と考えています。
今回わたしの備忘録には書いていませんが、この本の中には、『差し入れ』や『プレゼント』の重要性についても著者の実体験に基づいて書かれています。
そこらへんの内容も、とても参考になりますよ~
以上、「交渉を成功させるには徹底した準備が必要![すごい準備]」でした!
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