こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
だいぶ前にテレビで話題沸騰した際に「これは絶対に役に立つ」と言って即買いしたものの、他の本を読みまくっていて後回しになっていた『自衛隊防災BOOK』をようやく読みました。
そこで今回は、『自衛隊防災BOOK』から得た知識を7つご紹介します。
ちなみに、いざ読み始めると、めちゃくちゃ読みやすくて『あっという間』に読むことができました。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 自衛隊防災BOOKから得た知識7つ
- 自衛隊防災BOOKを読んだ感想(知識ごとに感想を述べています)
自衛隊防災BOOKを読んだ感想【自衛官の知識を7つご紹介】
自衛隊防災BOOKから得た知識7つ
さっそく、わたしが本書から厳選したなかから、『自衛官が実際におこなっていること』や『自衛隊あるある』を7つご紹介していきます。
【知識その1】自宅の家具配置を見直す!
災害時に、家具の下敷きになったり、経路がふさがれて避難できなくなったりしてしまうことがあります。
そこで、家の中の安全性があがるような家具の配置やモノの置き方を知っておく必要があります。
家具の転倒やモノの落下による負傷を回避するために、『胸よりも高い位置にはなるべく置かない』ことが重要です。
とくに、入口付近には家具を置かないことが鉄則なので、割と高さがあり、中身が飛び出す可能性がある『本棚』は、入口から一番遠くへ配置するようにしましょう。
比較的心配性な私ですら意外と避難経路を考えたうえで家具を配置したことはなかったように思いました。
家具の配置はもちろんですが、家具を購入する際も、よく考えるようにしなければと思いました。
【知識その2】自衛官は非常階段を試す!
基本的にはどんな建物でも3階建てまでであれば、避難訓練と体力づくりを兼ねて非常階段を使用するそうです。
日中のうちに非常階段を使用して感覚をつかんでおくと、夜中に非常灯がない状態になったとしても慌てずに避難することができます。
平常時は施錠されていることが多いため、鍵の開け方は知っておいたほうがいいということ。
いざ、災害が発生したときに移動で危険が伴わないよう、『手すりがついているか』や『ふたりで並んで降りる十分な幅があるかどうか確認することも大切です。
ホテルなどの宿泊先などで、日中に非常階段を確認しようという意識に変わりました。
新型コロナウイルスが流行しているので、いま(2020/04/24現在)は買い物に行く際などにマンションの階段を利用しています。
しかし、わたしも含め、ふだんは健康志向な人でもない限りエレベーターばかり使う方が多いと思います。
ちなみに、なぜ私が現在階段を利用しているのかというと、エレベーターにも新型コロナウイルスが残存している可能性があるためです。
なお、新型コロナウイルスがどれだけの期間残存しているかはこの記事にまとめています。
【知識その3】自衛官の自宅ではお風呂の水を空にしない!
お風呂の水を空にしないことで、震災時に役立ちます。
ひとつの浴槽でおよそ200Lという大量の水をキープしておくことができるので、断水時に重宝するんです。
断水時に一番困るであろう『トイレ用水』『洗濯水』としても使うことができて、とても助かると思いました。
また、断水時は皿などを洗うことで水を使いたくはないので、ラップなどで皿を覆って使おうと考えています。
ラップでくるんでおくと、皿から外したラップを捨てるだけで水を使うことはないので。
【知識その4】自衛官は自家用車のガソリンを半分以下にはしない!
交通機関が混乱すると、救急車を呼んでもなかなか来てもらえないこともあります。
そのため、自衛官はどんなときでも病院に行くことができるようにガソリンを半分以下にすることはないということです。
最悪な場合を想像してみると、病院をたらい回しにされるようなことがあれば、こまめにガソリンを補充していないと対応することができないかもしれません。
こまめにガソリンを補充しようと思います。
【知識その5】自衛官は防水仕様の私服を着ることが多い!
アウトドアブランドの防水服は、機能性とデザイン性を兼ね備えているので、自衛官から好かれているようです。
とくにフードつきのタイプであれば、災害時に両手が使えるので安心です。
リュックも防水仕様のタイプを愛用している、リスク管理が万全な隊員さんもいらっしゃいます。
速乾性や保湿性など、どれをとってもパーフェクトだというアウトドアブランドの防水服。
わたしも過去に狙っていたけれど高いという理由で購入をやめたフードつきの防水服があり、再び購買意欲が増しましたw
これは絶対に買ってしまいそうです。
ちなみに、わたしが欲しいのはアークテリクスのベータSLジャケットというものです。
【知識その6】お風呂道具を効率良く持ち運ぶ方法!
大きさや中身は人それぞれのようですが、自衛官はタッパーをフル活用するそうです。
シャンプーなどの液漏れを防ぐことができるので、災害時だけでなく旅行をする際にもおすすめなアイデアということです。
お風呂桶がわりになるうえに、液漏れを防ぐことができるこの方法。
わたしは、ジップロックなどでシャンプーなどを持ち運んでいましたが、この方法の方が確実に液漏れを防ぐことができそうです。
今後はこの方法を採用したいと思いました。
【知識その7】書棚をきっちりと整理整頓する方法!
資料などを書棚から取り出す際は、取り出す前に隣り合っている資料の背表紙にザッとマスキングテープを斜め貼りして、取り出すときに1冊ずつ切り離すことで、元々どの位置にどの資料があったのかを把握することができるようになります。
自宅にはそれほど資料などはないので、この知識を使うことはあまりなさそうです。
しかし、会社のファイルなどを新しい本棚に移動したりする際にはめちゃくちゃ使えそうなので、覚えておいて損はないと思います。
あとがき
とても読みやすく編集されている本なので、あっという間に読むことができました。(2回目w)
この本からは吸収することが多く、ほんとうに伝えきれない魅力があります。
吸収することが多かったので、一旦自分のなかで咀嚼して、新しい記事を書く際に生かしたいと思っています。
ともあれ、今回ご紹介した7つの知識だけを見ても、かなり参考になることが多かった方もいらっしゃると思います。
さすが危機管理のプロフェッショナルである『自衛官』。
説得力がありますよね。
以上、「自衛隊防災BOOKを読んだ感想【自衛官の知識を7つご紹介】」でした。
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