口の老化とは?口の老化チェックと具体的なトレーニング方法

あなたは、『食べているものがボロボロとこぼれてしまう』『硬いものが食べられなくなった』『話をすると聞き返されることが多くなった』ということはありませんか?

これは、『口の老化』なんです。

私自身、2020年4月4日放送のテレビ番組『チョイス@病気になったとき「あなたは大丈夫?口の老化」』を見て初めて知りました。

『口の老化』というのは、歯だけではなく、口の筋肉の老化のことでもあるんです。

では、どうすれば『低栄養』『寝たきり』になるリスクがあがる『口の老化』を防ぐことができるのでしょうか。


この記事を読むことで、以下のことがわかります。

  • 口の老化とは
  • 口の老化チェック項目8つ
  • 口の老化を防ぐトレーニング方法

口の老化とは?口の老化チェックと具体的なトレーニング方法

口の老化とは

『チョイス』の番組内では、1年半ものあいだ『左右両方の奥歯がない状況だった』という70代女性はこのようなことをおっしゃっていました。

「硬いものを食べることができない」「お新香も食べることができない」

そういうわけで、奥歯をちゃんと治療してもらうことになったのですが、『歯』以外にも口の中に問題があったのです。

女性は口の動きが衰えていて、『口腔機能低下症』になっていました。

『口腔機能低下症』というのは、老化とともに口の機能が少しずつ低下することで発症し、放っておくと『低栄養』や『寝たきり』などになってしまうリスクがあるものです。

なお、『口腔機能低下症』と診断された際におこなわれた検査が、『咬合力(こうごうりょく)測定検査』と『舌圧(ぜつあつ)測定検査』です。

『咬合力測定検査』は、『上下の歯でしっかり噛めている場所を調べる検査』となります。

この検査で女性は、基準値の500を大きく下回る206.9という結果でした。

『舌圧測定検査』は、舌の機能の検査です。

この検査でも、基準値が30のところ半分程度の15.6でした。

舌や頬の機能が低下すると食べ物を咀嚼したり飲み込んだりすることが困難になり、また『話す』こともままならなくなります。

このように、口まわりの筋力が衰えると『はなす』『咀嚼する』『飲み込む』ことが困難になり、これが『口腔機能低下症』にあたります。

『チョイス』に出演されていた東京歯科大学『老年歯科補綴学講座 教授』上田貴之氏によると、これまで口腔状態は『健康』と『障害』の状態に2分されていましたが、近年『口腔機能低下症』という概念が『健康』と『障害』の間に新しく加わったということです。

なお、『障害』には『摂食嚥下障害』『そしゃく機能不全』などがあります。

つぎに、口の老化をセルフチェックすることができる項目を8つご紹介します。

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口の老化チェック項目8つ

口の老化をチェックして、ひとつでも当てはまれば『口腔機能の低下』が疑われます。

  1. 食べ物が口に残る
  2. 硬いものが食べにくい
  3. 食事の時間が長い
  4. 食べこぼす
  5. 滑舌が悪くなった
  6. 食事の時にむせる
  7. 口の中が渇く
  8. 口の中が汚れている

ひとつでも当てはまってたら口の老化がはじまっています。

『口腔機能低下症』は早期発見が重要となります。

まずは歯科医院で検査しましょう。

※新型コロナウイルスが落ち着いてから歯科医院に行くことをおすすめします

なお、『口の中が汚れている』の対処法については、以下の記事に詳しく書いてあります。

『口腔機能低下症』の年代別での割合は、以下のようになります。

口腔機能低下症の年代別割合
60代 約6割
70代 約8割
80代以上 ほとんど

なお、40代~50代の5割近くの方が、いずれかの口腔機能が低下しているということです。

現在(2020年4月27日)は、『新型コロナウイルスの影響』で、1日のうちに人と会話をする回数がかなり減っているのではないかと思います。

人の筋肉というのは、どの筋肉であっても使っていないとすぐに衰えていくので、リハビリのように毎日トレーニングしておきましょう。

今後も在宅勤務などが主流になり、いまよりも人と会話をする機会が減ることが予想されるため、若い方であっても『口腔機能低下症』になってしまう危険性は否めません。

それでは、『口の老化』を防ぐためには、どんなトレーニングをすればよいのでしょうか。

口の老化を防ぐトレーニング方法

口まわりの老化を防ぐことができる、主なトレーニング方法を見ていきましょう。

舌の筋力をアップする方法

舌の筋力をアップする方法は、以下の3つがあります。

  • 舌をリズミカルに10回鳴らす
  • 舌で左右の頬の内側を押す
  • 大きめのスプーンの凸側を舌で押す

口の動きと舌の可動域を改善する方法

口の動きと舌の可動域を改善する方法には、『あいうべ体操』というものがあります。

  • 「あー」と発音し、大きく口を開く
  • 「いー」と発音し、口を横に広げる
  • 「うー」と発音し、唇を前に突き出す
  • 「べー」と発音し、舌を出して下に伸ばす

※これを3回ずつ、朝晩2回おこないます。

上記のようなトレーニングを数カ月おこなって改善が見られない場合は、歯科医院で診察を受け、専用の器具を入手されるといいかもしれません。

なお、番組内では『口まわりの筋肉を鍛えることができる器具』をいくつか紹介していました。

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あとがき

トレーニングをおこなった70代の女性は、2カ月後には舌圧が基準値の30以上になっていました。

トレーニング前の舌圧が15.6、トレーニング後の舌圧が31.9となっており、効果が絶大なことがわかりますね。

噛む力(咬合力)も206.9から314.5と、基準値にはおよばなかったものの、大幅な改善がみられました。

『トレーニングの効果』と『新たに作った入れ歯』によって、大好物だった『せんべい』や『お新香』なども食べられるようになり、さらには口まわりの筋肉がついたことで、周囲から「若返ったんじゃないの?」といわれたそうです。

トレーニングの成果が出て良かったと思います。

しかし、できれば『食べることができない』状態を経験したくないものです。

老化は徐々に進行するため、自分で把握することは困難なので、気になる方は『口腔機能低下症』かどうかを歯科医院で検査してもらいましょう。

なお、検査にかかる時間は10~15分程度で、費用は1,000円程度となります。

ただし、2年前に保険に加わったばかりなので、『口腔機能低下症』の検査を実施している歯科医院はまだ少ないようです。

検査を受けることができる歯科医院については、こちらで確認してみてください。

日本老年歯科医学会(認定医・専門医一覧)

人間のカラダ全体にいえることですが、筋肉は使い続けることで衰えを防ぐことができます。

私は自宅で筋力トレーニングをするようにしていますが、今回の情報がなければ口まわりのトレーニングを見逃すところでした。

なお、わたしが自宅でおこなっている筋力トレーニングは以下の3つです。

  1. 主にお腹まわりに効果が期待できる『ロングブレス』
    呼吸だけで下っ腹がスッキリ![ロングブレスダイエット][腰痛]
  2. 主に脚まわりに対しての効果が期待できる『スロースクワット』
    筋力低下を防ぐ筋トレには『スロトレ+』がおすすめ!
  3. 全身の筋肉を使うことができる『ラジオ体操第一・第二』
    やらないなんてもったいない!!6分弱で400の筋肉が使えちゃう【ラジオ体操】のすごさ

思うように外出できない今だからこそ、筋肉が衰えないよう『バランスよく全身の筋肉を動かしておく』ことが重要となります。

新型コロナウイルスに負けないよう、免疫力を高めつつ、筋力もつけていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

以上、「口の老化とは?口の老化チェックと具体的なトレーニング方法」でした。


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ABOUTこの記事をかいた人

yatsuo

ニックネーム:yatsuo(やつお) 雑記ブロガー。趣味はドライブと読書、インターネットです。 空いた時間は「おいしいたべもの」「良い雑貨品」「おしゃれなファッション」を求めて日々、リサーチしてます。最新家電にも目がありません。