こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
最近は自然災害が非常に多くなってきた気がします。
あなたは、台風や水害などの自然災害が発生した場合、うまく避難することができますか?
仮にうまく避難所などに行けたとしても、今はコロナなどの感染症にも気をつけなければいけません。
今回は、自然災害によって避難せざるを得ない状況になったときに注意すべきポイントについてまとめました。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 事前に準備をするときのポイント
- 避難するときに注意するポイント
- 避難先で注意するポイント
台風や水害の避難で注意すべきポイント【コロナ対策も】
事前に準備をするときのポイント
リュック(防災グッズ)の中身を確認する
2020年8月現在は、新型コロナウイルスが流行していることもあり、通常避難する際に持つべきものに加え『コロナを予防するために使うもの』も携帯する必要があります。
いざというときに困らないよう、まずは防災グッズの中身を今一度確認しましょう。
普段準備している防災グッズのなかに、以下のようなものを追加しておくと安心です。
準備するときのポイントは、『使い捨てできるものを人数分用意する』かつ『なるべく軽くする』こととなります。
コロナの予防に必要なもの
- マスク(フェイスシールド)
- 石鹸(ハンドソープ)
- アルコール除菌できるもの
- 食器・箸
- タオル
- 水分
など
※避難時に両手を使えるので、リュックを使いましょう
知識をつけておく
準備の段階で、『避難場所』をいくつか把握しておきましょう。
なお、避難場所は市町村のホームページやハザードマップで確認することができます。
また、水深0.5mもあれば、ほとんどの人が避難困難になることを覚えておきましょう。
場合によっては水深10㎝でも動きにくいため、見た目だけで判断するのは困難です。
総合的に考えて避難が困難だと判断した場合は、自宅のなかでも高い場所(1階から2階など)に移動しましょう。
ただ、自宅付近で土砂崩れの可能性がある場合は、避難困難であっても避難することを視野に入れなければなりません。
そのほか、災害に対しての知識はなるべく多くつけておきましょう。
避難するときの服装
避難するときの服装については、以下を参考にしてください。
頭を保護するもの
ヘルメットが一番いいと思いますが、ない場合も多いと思います。
防災頭巾などは防災グッズのセットに入っていたりするので、そちらを使うのもいいでしょう。
長袖・長ズボン
避難中は普段よりも怪我をしやすい状況にあると考えられます。
そのため、上半身・下半身ともに長袖・長ズボンを着用するようにしましょう。
アウトドアブランドやワークマンなどの動きやすく防水性に優れた長袖・長ズボンがあれば理想的です。
スニーカー
水のかさが増すと、歩きにくくなります。
しっかりと足にフィットする『紐つきのスニーカー』が理想的です。
また、長靴は水に浸かると余計に歩きにくく、脱げやすいのでやめましょう。
リュック
悪路に足をとられて転倒するときなどに、うまく受け身がとれるように両手を使えるようにしておくことが重要なので、リュック(バックパック)が理想的です。
避難するときに注意するポイント
実際に避難するときは、交通麻痺が起こる可能性が高いため、基本的には徒歩で移動しましょう。
避難するときに注意するポイントは『外が明るいときに避難する』です。
足元が見えない状況での避難は危険です。
そのため、外が明るいうちに避難しましょう。
なお、明るくても水が濁り足元が見えにくいはずです。
普段の道をイメージして、段差がありそうなところに注意しましょう。
また、マンホールのふたが開いていることもあるので、カサなどで足元を確認しながら歩きましょう。
避難先で注意するポイント
避難先には人が多いことが予想されます。
そのため、新型コロナウイルスなどの感染症には十分に気をつける必要があります。
避難先が体育館などの場合にありがちなのが、地面に布団やシートなどを敷いて大人数で睡眠をとるというパターンです。
仮にコロナ感染者がいる場合は、ウイルスが地面付近に滞留している可能性があるため、できれば何かで少し高さをつくってその上で眠ることをオススメします。
高さをつくるものがないときは、せめてマスクをして寝るしかなさそうです。
しかし夏場は、熱中症に対しても注意が必要となります。
あまり空調がきいていないところであれば、マスクを外した方がいい場合もあり得るため、ここに関しては各々の自己判断というほかありません。
また、最近では家族間の感染が増加してきているため、食器や箸・タオルなどは共用しないほうがいいと思います。
水害などの自然災害が発生した場合は『医療施設が正常に機能していないこともある』ため、普段以上に感染対策を意識しましょう。
あとがき
感染症が流行しているため、避難先への滞在はできるだけ短くしておきたいところです。
可能であれば避難先から自宅への避難も検討した方がいい状況になると思います。
しかし、被災の状況によっては自宅に戻ることすらできないこともあるでしょう。
その点を考えると、現状「準備が一番大切」ということができるのではないでしょうか。
なぜなら、自然災害は急に発生するため事前に準備が整っていなければ、災害が発生した時点で手の打ちようがなくなってしまうことも十分に考えられるからです。
被災地への支援物資が届くまでに時間がかかることも、手の打ちようがなくなる要因のひとつです。
仮にマスクが届いたとしても、数日間マスクをしない期間があれば意味がありません。
こんな時代だからこそ、以前よりも入念に準備しておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
以上、「台風や水害の避難で注意すべきポイント【コロナ対策も】」でした。
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