こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、「南極料理人」という映画を観たことがありますか?
私は、先日に妻が何気なくプライムビデオにあった「南極料理人」を再生したため、一緒に観る流れになりました。
結論、人生のお手本にしたい生き方あり、涙ありという、いろいろな感情になれる映画です。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- リアルと笑いが丁度よい割合で調合された映画
- どんな環境下であっても、努力すべき
- 過酷な環境に派遣される料理人の責任
リアルと笑いの描写が丁度よい割合で調合された映画
南極での作業手伝いとして、男子大学生が一名派遣されていました。
400日以上も日本から離れていると、電話をしても徐々に彼女の態度が冷たくなっていき、終いには「好きな人ができた!」と電話を切られてしまいます。
「遠距離恋愛は成就しにくい」という、リアルな描写が印象的でした。
大学生の彼は、その直後に薄着のまま超寒い建物の外に飛び出して自殺してしまうかのような勢い…
しかし、数日後にはコロっと元気になっていたのも、またリアルですw
あろうことか、南極から日本へ電話をかける際に毎回取り次いでくれていた、電話交換局の女性に「あなたと話がしたいんです!」と猛アピールw
頭が狂っていらっしゃる…と思われましたが、なんと帰国した彼の前には電話交換局の女性が待っていま…ここからはぜひ本編でご確認くださいw
そんな風に、リアルと笑いのバランスが終始とれていたので、「観ている時間は、常に楽しめる作品だったな〜」と感じました。
どんな環境下であっても、努力すべき
ラーメンが作れなくなった。けど、つくった。
かぎりある食料を夜な夜な食べてしまうメンバーが、2名いました。
ラーメン好きなメンバーがいて、主にラーメンが狙われたんです。
そのため、まだまだ南極の滞在期間が残っている段階で、麺がなくなってラーメンを食べることができなくなってしまいました…
しかしある日、頭が良いメンバーの一人が「ベーキングパウダーに炭酸水を混ぜると『かんすい』のようなものができるよ」と、南極料理人に教えてくれたんです。
料理人の主人公(堺雅人さん)は、それを聞くなり、すぐさま麺をつくることに成功。
夜な夜な、コッソリとラーメンを食べていたメンバー(きたろうさん)をはじめ、メンバー全員がラーメンを美味しそうにすすっていました。
外でオーロラが観測できる状態にあるにも関わらず、「いいから、伸びるからラーメン食べろ!」と、メンバーのラーメンに対する本気度がすごかったですw
みんなに食べさせたいからか、料理人自身がが食べたかったからかは、定かではありませんが、「どんな環境下であっても、努力してみるべきだ」ということを、教わったシーンでした。
「どんな環境下であっても、努力すべき」と感じたシーンには、もうひとつあります。
医師として派遣されたメンバーの「隠れた努力」
医師として派遣されたメンバーは、終盤に差し掛かるまでは、「大して努力もせずに、チャラチャラしてて、お酒を飲む回数が多い人だな〜」という印象でした。
しかし、実は幾度となく彼が【なぜか薄着で自転車にまたがり、どこかに出かけてゆくシーン】があったんです。
それが、実は終盤のシーンへの布石だということは、私には知る由もありませんでした。
よく考えてみると、メンバーが暮らす建物のほかは、あたり一面が雪景色で、本当に何もないところなんです。
実は、自転車競技の訓練を、コツコツと繰り返していたことを知ったときは、とても驚きました!
筆者は、スポーツで優勝した人をニュースで見るだけで、「あ〜、この人、優勝するまでにどれだけ頑張ってきたんだろうな〜…」と、感動して泣いてしまうことがあるんですよね…(こういうのに弱いw)
ところで、なぜ自転車競技の訓練をしていたことを知ったかというと、主人公が日本へ帰宅したあとでテレビをつけると、自転車競技の大会(中継)が流れ、あのときの医師がダントツのトップで走り抜けていたからですw
あの極悪な環境下で毎日、自転車に乗っていれば、それはもうドラゴンボールでいう「精神と時の部屋」のような効果がありそう…
(ドラゴンボールを知らない人もいますよね…ようするに、一回一回の訓練の質が、めちゃくちゃ高いことです。)
長いあいだ、意外と暇なことが多い現地での生活を利用して、コツコツと努力できるところは、「頭が良いな〜」とも感じました。
過酷な環境に派遣される料理人の責任
映画をとおして、南極をはじめ過酷な環境下での料理を強いられる料理人というのは、「とても重い責任を負う仕事だな〜」と感じました。
なぜなら、そんな環境下では、「食べることが唯一の楽しみ」になる人が多いと考えられるからです。
映画のなかでも、ほとんどのメンバーが食事をめちゃくちゃ楽しみにしていましたが、「実際に、現地で滞在している人たちは、食事が楽しみだろうな〜」と、痛感せざるを得ませんでした。
そんななかでも、誕生日のメンバーがいれば、「何か食べたいものはありますか?」と率先して聞く主人公には、頭がさがる想いです。
あとがき
なんといっても、私が最も胸を打たれたのは、前述した「医師の努力」です。
いま(2021年6月11日執筆)はコロナ禍なので、テレワークをしている社会人や、学校に行けない生徒さんも多いのではないでしょうか。
そんな今だからこそ、未来に向けての努力を欠かさずにしていきたいものですね!
大きな差は、継続によって生まれることが多いと思います。
「とくにやりたいことがない!」というあなたも、少しでも興味があることは深堀りして、徹底的に学ぶだけでも、楽しいかもしれません。
なにが自分の未来の役に立つかなんて、誰にもわからないので、とかく「今」行動することをオススメします。
筆者は「南極料理人」を観て、継続の重要性を再確認することができました。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございます。
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