こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、インドで広く利用されている「お弁当の配達システム」をご存知ですか?
私が予想するに、ほとんどの人が知らないような気がします。
なぜなら、この映画を観るまでは、私もまったく知らなかったからですw
今回は、そんなインドの日常を垣間見ることもできる、「めぐり逢わせのお弁当」を観た感想を書いていきます。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- インドの「お弁当配達システム」はスゴい!
- お弁当配達システムのエラーをうまく捉えた映画
- 「その後は、ご想像におまかせします」タイプのエンディング
映画「めぐり逢わせのお弁当」を観た感想【ネタバレあり】
インドの「お弁当配達システム」はスゴい!
この映画を観て、なんといっても「インドのお弁当配達システム」に驚きました!
なんと、インドでは一般的に「お弁当の配達人が、お弁当を回収して、各配達先に配ってまわる」んです。
※劇場公開日は2014年8月19日なので、現在このシステムがあるかどうかは不明ですが…
映画を観なければわかりにくいかもしれませんが、筆者が見たかぎりでは、配達の仕方が「かなりアナログな感じ」でした。
お弁当配達システムのエラーをうまく捉えた映画
映画の冒頭から、「かなりアナログな感じの配達システムだな~」と感じていて、イヤな予感がしていました。
予感は的中し、お弁当の誤配が起こったんです。
私からすれば、「このシステムなら、誤配は日常茶飯事に起こるだろうな~」という感じなのに、配達人は自信満々に「間違っていない!」と言い張ります。
その言い分が面白すぎました…
「ハーバードの人が褒めてくれたシステムなんだぞ!」とのことw
(何度もこれを主張しているところを見ていると、笑わざるを得ませんでした)
ただ、その誤配によって、この映画のストーリーが展開していったので、ありがたい誤配です。
夫の不倫疑惑を抱えて生活している、主人公の女性 “イラ” がつくったお弁当が、誤配のおかげで、ある男性に届くところからストーリーが始まります。
「その後は、ご想像におまかせします」タイプのエンディング
イラと近所のおばさんの日常会話や、誤配先の男性との文通など、基本的には心温まるヒューマンドラマが繰り広げられる映画です。
ラストに近づくにつれ、「どうなっちゃうの!?」と気になりはじめますが、その先が最も気になるところでエンディングが流れる構成になっていました。
わたしと一緒に観ていた妻は、納得がいかない表情を浮かべて「え!?で、結局どうなったの?」と…
妻と同じく、結末がわからないまま終わる構成の映画にモヤモヤする人には向かない映画かもしれませんねw
あとがき
わたしは、「物語の先々を考えるのが好きなので、結末を描かずに終わる映画も好き」です。
そのため、あれやこれやとエンディングのあとのことを妄想して楽しむことができました。
(最終的には、勝手にハッピーエンドにしておきましたw)
ともあれ、なによりもインドの日常を垣間見ることができるところが刺激的で、楽しめる映画でした。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございます。
▼今回観た映画
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