こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
「ユニフォームは企業の“顔”」─ ヤクルトレディやヤマト運輸の制服をはじめ、累計1,000万人以上のユーザーに選ばれてきたオンワードコーポレートデザイン。
そんな“黒子企業”を、デザインの力で変革へ導いてきたのが社長・村上 哲氏です。
最下位の営業マンから社長に!オンワードコーポレートデザイン村上哲氏の挑戦力
1. 常識を打ち破る “オーダーメイド” の制服づくり
既製品が当たり前の業界で、同社では企業ごとにチームを組み、デザイナーがイメージをデッサン。
パタンナーが形にし、生地まで独自開発するアプローチで、お客の要望に徹底的に応えています。
単なるユニフォームではなく、「企業をデザインする」仕事を貫いています。
2. 発想を越える販促アイデアの具現化
焼肉きんぐの“生肉柄タオル”やクッション付き福袋など、企業の枠を飛び越えた遊び心あふれる販促展開も。
売り切れ続出のヒットとなり、「お客が考えつかないことをやってみる」という挑戦精神が光ります。
3. 最下位営業マンからの逆転 ─ “飛び込み営業”が育んだ挑戦力
村上氏は90年代、入社後半年で契約2件という営業成績最下位。
にもかかわらず、飛び込み営業を武器に「ワークユニフォーム」という新たな市場を開拓し、キャリアを切り拓きました。
最下位の営業マンから社長に登りつめた背景には、確かな挑戦力があります。
4. 広報スタッフが語る“楽しむリーダー”の素顔
広報の三島氏によれば、村上社長は取材にも疲れを見せず、常に笑顔で真摯に対応。
長時間の取材後も「ありがとうございました」と丁寧な気配りを欠かさない、懐の深いリーダーだと語られています。
社長就任は2020年3月、コロナ禍の始まりのタイミングでしたが、「社長になったら会社が明るくなる」という周囲の期待に応える存在となっています。
5. チームを育て、価値を創る組織づくり
村上氏は「人の成長なくして、企業の成長なし」という信念のもと、「ヒトをつくり、モノをつくる」という文化を築いています。
カスタマイズ力の高いユニフォームづくりに加え、サステナビリティやDX、新組織の創設にも力を注ぎ、時代に応じた提供価値を追求しています。
あとがき
村上 哲社長の素晴らしい仕事術は、「挑戦を恐れない姿勢」「お客の期待を超える発想」「人への丁寧な向き合い方」。
そして、それを支えるのは「楽しむ心」であり、「社員を信じて育てる姿勢」です。
ユニフォームという日常の“装い”を通じて企業文化や誇りをデザインする。
その裏には、村上氏の深い想いと行動がありました。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございます。