こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、伝説のロックバンド「クイーン」をご存知ですか?
そのクイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーが主人公の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観た感想を書いていきます。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- フレディ・マーキュリーの、知られざる苦悩
- 断固たる意思を持って生きる素晴らしさ
- ライヴ・エイドには、フレディの人生が詰まっている
映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観た感想【ネタバレあり】
フレディ・マーキュリーの、知られざる苦悩
楽曲を聴けば、耳にしたことのある曲が多く、ヒット曲だらけのクイーン。
実際、筆者もクイーンの曲を聴くと、高揚感のようなものを感じるほどの名曲ばかりです。
しかし、それらの楽曲が生まれる裏で、フレディの人生は苦悩の連続でした。
メンバーとの確執や、世間に対する反発などの苦悩など、多くの苦悩がありましたが、最大の苦悩は「セクシャリティの苦悩(女性と結婚したが、男性が好き)」です。
「あの出来事」さえなければ、もしかしたら奥さんとうまく言っていたのかもしれない…と考えてしまいました。
「あの出来事」というのは、突然男性にキスされたシーンです。
そのシーンまでは、個人的にそんなイメージがまったくなかったため、筆者は驚いて、思わず画面を二度見してしまいました。
ただ、もしかすると、最初からLGBTではあったのかもしれませんね。
実際、フレディは奥さんのことが「信頼できるから、一緒にいたい」というニュアンスのことを言っているシーンもあったので、奥さんのことが好きという、根っこの気持ちはずっと変わらなかったようです。
そのため、「奥さんとは一緒にいたいけれど、男性が好き」という苦悩を強いられていたわけです。
結局、奥さんとは破局しましたが、その後も元奥さんのことを想い続けているフレディの姿がありました。
そして、そんな寂しさを紛らわせるためか、フレディは多くの男性と関係をもった結果、最終的にはエイズになってしまったんです…
断固たる意思を持って生きる素晴らしさ
次々とヒット作を生み出すクイーンでしたが、レコード会社「EMI」のレイ・フォスターと意見が合わずに契約を破棄します。
※レイは、過去にはゴールド・ディスクを受賞した経歴をもつ重鎮です
意見が合わなかったことというのは、当時は「3分よりも長い曲はラジオで流してもらえない」という風潮があったらしく、クイーンの自信作「ボヘミアン・ラプソディ(6分以上の曲)」はシングルとしては売り出さないという姿勢を崩さなかったこと。
これに対し、フレディをはじめとするクイーンのメンバーは激怒し、窓に石を投げつけてその場をあとにします。
紆余曲折ありましたが、ボヘミアン・ラプソディは、結果的に大ヒットとなります。
これらのシーンを観て、権力に屈せずに自分の意思をとおすことが重要だということを痛感しました。
時には、わがままともいえるほどの断固たる意思をもって突き進むことが大切なんですね。
しかし、レイはめちゃくちゃ大きな魚を逃しましたね〜w
ライヴ・エイドには、フレディの人生が詰まっている
クイーンの再結成のきっかけともなり、フレディがHIVに感染していることを知らされたメンバーと、一致団結して参加したライヴ・エイドは、まさにクイーンの集大成であり、フレディの人生が詰め込まれたライブのように感じました。
全力の演奏が素晴らしいので、あなたがライヴ・エイドでのクイーンの演奏を聴いたことがなければ、聴いてみるといいかもしれません。
※2021年6月11日現在、Amazonミュージックで無料配信されています
あとがき
楽曲が素晴らしいので、クイーンの曲は昔から聴いていました。
しかし、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観て、とくにライヴ・エイドでのパフォーマンスが収録されているアルバムは、一生聴いていくに値すると感じました。
こんなに、「この人の一生を一度のステージにぶつけているんだな〜」と思うパフォーマンスは、私は観たことがありません。
ともあれ、あなたが「次はどの映画を観ようかな〜」と迷っているのであれば、観ておいて損はしない作品ではないかと思います。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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