こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、映画 “オリエント急行殺人事件” を観たことはありますか?
私は、有名な作品だとは知りつつも、先日にはじめて観ました。
事の顛末は奇抜な発想だと感じましたが、「犯人はこの中にいます…」みたいな展開は、どうしても名探偵コナンなどが想像させられます笑。
※この記事は、およそ1分で読むことができます
【映画】オリエント急行殺人事件の感想【ネタバレあり】
世界一の探偵が休暇中に難事件に巻き込まれちゃう!
主人公のポアロは序盤、事件に巻き込まれるような雰囲気もなくストーリーが展開していきます。
なぜなら、意気揚々と休暇を楽しもうとしているからです。
しかし、休暇を目前にして事件が発生してしまいます。
ポアロは事件現場に向かうため、オリエント急行に乗車。
車内だけは “くつろげる時間” になるかと思いきや…
残念ながら、ポアロの休暇は一瞬で消えてしまいます。
アンラッキーなことに、オリエント急行の車内で “殺人事件” が起きてしまうからです。(しかも隣の部屋でw)
容疑者は列車内にいる13人!
名探偵コナンについては、それほど詳しくはありませんが、これほど容疑者が多い話はコナンでもなかなかなさそうです。
主人公の探偵ポアロ自身を含めて、全員が犯人のように感じ、観客を疑心暗鬼(?)にさせるような展開は一見の価値があります。
序盤の見せかたに騙された!
筆者は、中盤まで主人公のポアロ自身が犯人だと考えていました。
理由は “序盤の見せかた” にあります。
乗客のひとりである富豪 “ラチェット” が殺害・発見された際、ポアロはドアの取っ手をふきとるような動きを見せるからです。
わたしには証拠隠滅のために、指紋をふき取っているように見えました笑。
(しかも、そのあともドアを杖で閉めるなど、不自然なほどにドアに触れないようにしているように感じました)
また、ポアロには「過去に想う人がいた…」というシーンが何度かあり、なんだか2重人格のようにも思えたりと…
終盤にさしかかるまでは、見れば見るほどポアロの自作自演のように感じていました。
目撃者がいないときも、「被害者の隣の部屋だからポアロがあやしい…」と笑。
それがまさか、あんな結末になるとは!
あとがき
ここから先は、完全にネタバレなので、これから “オリエント急行殺人事件” を観るあなたは読まないほうがいいです。
“オリエント急行殺人事件” を観たことのある人のなかで「初見で中盤くらいまでに犯人がわかった人はすごい!」と思いました笑。
全員があやしく見えるけれど、なんとなくポアロが “誰かを犯人に仕立て上げようとしている” という感じが強かったんですよね~
ところがどっこい!まさか “容疑者全員が犯人” だったとは…
仮に、わたしの予想が当たってポアロが犯人だったとしたら、私はこの作品に幻滅していたかもしれません。
しかし、”容疑者全員が犯人” ということを知ったとき、「これは名作なわけだ!」という感想になりました。…さすが、アガサ・クリスティ。
また、われわれ観客を騙すようなカメラアングル(?)も秀逸な作品ですね。
2回目は容疑者たちの序盤の様子を見ているだけでも、楽しめます。
ともあれ、”オリエント急行殺人事件” は率直にオススメしたい作品です。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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