こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
Voicyでキンコン西野さんの放送 “「感情」では辞められないから、「ルール」で辞める。” を聴いていると、「投資と同じくらい成功したこと(伸びたこと)を損切りすることは難しいんだな~」と感じました。
そこで今回は、”成功したことにぶら下がりすぎると危ない” ということについて書いていきます。
成功したことにぶら下がりすぎると危ない
やっとのことで得た成功でも、ぶら下がりすぎると危ない
成功は誰もができるわけではありませんが、失敗は誰にでもできます。
そのため、西野さんは「失敗をリスト化」して、失敗という地雷を踏まないようにしているそうです。
“失敗は成功のもと” なので、失敗はできるだけ多く経験したほうがいいのは間違いありません。
しかし、失敗するとわかっていることを、あえておこなう必要はないということです。
失敗するとわかっていることを、あえて後輩に体験させるというのはアリかもしれませんが、基本的には “確実に失敗することは避ける” のがベストではないでしょうか。
ちなみに、確実に失敗することは書籍や統計(ときに経験)などから情報を得ることができます。
失敗することを避けまくらないと成功する確率が上がらず、成功するのはかなり難しいことですが、「せっかく成功を掴んだから」といって、成功にぶら下がりすぎると危ないようです。
「損切り」ほどむずかしいものはない
株式投資などの経験がある人なら、よくわかると思いますが、”損切り” ほどむずかしいものはありません。
自分の感情をもとに損切りすると、そのあとV字回復して損をすることも往々にしてあります。
そんな投資での損切りと同じことが “成功したこと” にも当てはまることを西野さんのVoicyを聴いて知りました。
たとえば、あなたが電話ボックスをつくる企業のトップだとして、携帯電話が普及してきたらどうしますか?
この場合は、あきらかに電話ボックスの需要がなくなっていくので、V字回復は期待できません。
しかし、一定のノウハウがたまっているから(成果がでるまでには時間はかかりそうですが)新規事業を立ち上げるほうがよさそうです。
迷ったときは、V字回復する確率と新規事業を当てる確率のどちらが高いかを考えましょう。
「損切り」は、”感情ではなくルール” でおこなう
西野さんは、簡単にはやめられないので「年に最低1個はなにかやめる」というルールを決めています。
絶対ルールとして何かひとつをやめているんです。
「完全にやめる」か「後輩にあげる」の二択。
損切りを感情ではなくルールでおこなってしまうのは、手放したくはないものもあるが、自分の感情を信じるとロクなことがないからオススメということでした。
あとがき
なにかをやめることで、毎年なかば強引に新規事業を立ち上げることになるため、テレビ番組 “しゃべくり7” では「ハイパークリエイター」とイジられているほどの西野さん。
絵本しかり、事業の観点からみても正に “ハイパークリエイター” ですよね。すごすぎます。
なお、「V字回復と新規事業の立ち上げは、どっちにすすんでも成功確率は低い(ほぼうまくいかない)が、まだマシなほうを選ぶという考え方でいくと、時間・予算・体力・信用・ネットワークがあるうちに新規事業の立ち上げにかけたほうがいい」とのこと。
成功と失敗、どちらも幾度となく経験してきた人からじゃないと聴けない “金言” なので、めちゃくちゃ参考になりました。
いつも “気づき” をくれる西野さんには、感謝しかありません。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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