こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
地震がおきると、火災の危険性が高まるのは誰もが知るところではないでしょうか。
そのため、震災時に爆発しているかのような光景を目撃すると、反射的に「爆発か!?」となるのは当然です。
しかし、地震がおきたときに爆発と勘違いしがちな “フレアスタック” というものがあります。
そこで今回は、フレアスタックについて書いていきます。
震災時に「爆発!?」と勘違いしがち。フレアスタックとは
フレアスタックとは
千葉県市原市のホームページによると、「フレアスタックは製油所などで発生する余剰ガスを無害化するために焼却した際に出る炎です」とのこと。↓
フレアスタックとは、製油所などで発生する余剰ガスを無害化するために焼却した際に出る炎です。高い塔でフレアスタックは発生し、1番の目的は圧力調整。緊急時の頼もしい味方です。燃焼ガスが空気中に十分拡散するように考案されたもので、大気汚染対策として、ガス洗浄設備を備えるものも多いです。
処理ガス量に関わらず、常時燃焼が継続されているため、視覚公害を防ぐため、炎が見えにくいとされるグランドフレアなるものも実用化されているそうです。
今回の地震では、施設が緊急停止したことによって急きょガスを開放したため、炎が大きくなりました。
ようするに、環境のために余剰ガスを無害化しているんです。
爆発と勘違いする人は多い?
Twitterでは、フレアスタックのことを知らずに驚く人が散見された反面、「爆発じゃないよ!」と教えてくれる内容のツイートも多かったです↓
「爆発が起きた!」みたいなツイートがあるかもしれませんが落ち着いてください。フレアスタックと呼ばれる安全のための措置であるかもしれません。
— 時雨人 🌌🌽 (@Maus193) March 16, 2022
市原市が解説しているので是非。 https://t.co/1nHL1Hyxla
みんなー!フレアスタックを知ってくれー!!!
— まりさ→rt❤︎過多メンゴ (@iram801) March 16, 2022
強い地震で緊急停止した時に余剰ガスを燃やしてるだけだよー!!
計画的な火だから工場火災じゃないよ!技術力の結晶だよ!
#フレアスタック pic.twitter.com/EKupVfWaTE
フレアスタックの炎は、いつ見ても飽きることのない美しさだ🔥#炎 #フレアスタック #工場夜景 #京浜工業地帯 #千鳥町 pic.twitter.com/pO1bXZuhmH
— 九郎(KURO) (@6dc_Tb5M2) March 21, 2022
じつは、筆者もTwitterを見てフレアスタックのことを知ったクチです。
親切にフレアスタックについて教えてくださった方々、ありがとうございました。
あとがき
どうしても、地震と火事のイメージは、あたまのなかで繋がってしまいますよね。
しかし、日ごろから製油所などの生産・処理プラントの位置を把握しておけば、震災によりフレアスタックしたとき余計な心配をせずに済みそうです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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