【書評】人は話し方が9割|人生が変わる会話力とは

こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。

「人前で話すのが苦手」「何を話せばいいか分からない」

そんな悩みを持つ社会人は、実に80%以上いると言われています。

私自身も、過去に会話がうまくいかなかった経験から、「話すのが苦手だ」と思い込んでいました。

そんな中、ベストセラー『人は話し方が9割』(著:永松茂久)を読み、話し方に対する考え方がガラリと変わったのです。

この記事では、読者としてのリアルな体験を踏まえながら、本書のポイントと感想をまとめます。

※およそ2分で読めます

【書評】人は話し方が9割|人生が変わる会話力とは

話し方に必要なのはスキルより“メンタル”

「話し方=テクニック」と思っていた私にとって、本書の主張は衝撃でした。

話し方に必要なのは、技術ではなくメンタルの安定

過去の失敗や否定的な経験によって「話すのが怖い」と思い込んでいませんか?

その思い込みを手放し、「全肯定の空間」をつくることが、会話力を取り戻す第一歩なのです。

✔︎ 全肯定の空間をつくる方法

  • 相手の話を否定しない

  • 笑顔でうなづく

  • 前向きな話題(プラストーク)を意識する

  • 感動・共感・称賛を伝える

  • ネガティブな環境から距離を置く(転職も選択肢)

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人の心をつかむ3大原則

会話上手な人は、人間の根本的な心理に寄り添って話しています。

  1. 人は自分に最も興味がある

  2. 自分を認めてほしい・理解してほしい

  3. 自分を理解してくれる人を好きになる

この3つの原則を意識するだけでも、対人関係は大きく変わります。

会話の予習と“キーワードリアクション”

緊張して頭が真っ白になる人におすすめなのが、「会話の予習」です。

本書では、あらかじめ反応やリアクションをリスト化しておくことをすすめています。

例:リアクションリスト

  • 「そうだよね」「大変だったね」

  • 「よく頑張ったね」「私も嬉しい」

  • 「勉強になります」「助かります」

会話中にこれらの言葉が自然に出てくるように、習慣化しておくことがポイントです。私は実際に、トイレの壁に貼って覚えました(笑)

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好かれる人が使っている「拡張話法」とは?

人間関係を良くするカギは、“聴き上手”になること。

そのために役立つのが、「拡張話法」という会話テクニックです。

拡張話法の5ステップ

  1. 感嘆:「へー!」「うわぁ!」と感情を込める

  2. 反復:相手の言葉をオウム返しする

  3. 共感:「わかります」「大変でしたね」と寄り添う

  4. 称賛:「すごい」「素敵ですね」と感情をのせて褒める

  5. 質問:「それでどうなったの?」と興味を示す

これらの反応をバリエーション豊かに準備することで、わざとらしさを避け、自然な会話が生まれます。

本書から得た一番の学びは「感情を込めること」

私が最も印象に残ったのは、「感情を込めること」の大切さです。

これまで、仲の良い相手にはできていたのに、初対面では無表情・無反応になってしまうことがありました。

でも、感情をしっかり表現することで、会話の雰囲気がガラッと変わるのです。

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まとめ

本書は、会話に悩むすべての人に読んでほしい一冊です。

「話し方が9割」というタイトルに込められた意味を、ぜひ体験してみてください。

あなたも、今日から話し方で人生を変えてみませんか?

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さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

ニックネーム:yatsuo(やつお) 雑記ブロガー。趣味はドライブと読書、インターネットです。 空いた時間は「おいしいたべもの」「良い雑貨品」「おしゃれなファッション」を求めて日々、リサーチしてます。最新家電にも目がありません。