こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、漫画「賭博黙示録カイジ」を読んだことはありますか?
私は、マンガを読んだことはありませんが、映画は全作を劇場で観ました。
どうやら、マンガを読んでいる人からは、高評価を受けているわけではなさそうですが、とかく記憶に残る映画です。
カイジの映画3作品は、公開された年に観ましたが、最近Amazonプライムビデオで無料視聴ができるようになったので、もう一度観ました。
ようするに、個人的には好きな映画になりますねw
今回は、1作目の「カイジ 人生逆転ゲーム」の感想を書いていきます。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 「カイジ 人生逆転ゲーム」は、いろいろと考えさせられる映画
- 出演俳優の演技が高レベル
映画「カイジ 人生逆転ゲーム」の感想【記憶に残ります】
「カイジ 人生逆転ゲーム」は、いろいろと考えさせられる映画
さいごには結局、底辺の生活に戻るカイジに、なんだか好感がもてますw
しかし、彼は窮地に立たされたとき、人生を変えてしまうほどの集中力・実力を発揮します。
「人生には、ターニングポイントのような瞬間があり、そこで結果を出せば、未来がひらける(逆に結果を出せなければ、厳しい未来に向かう)」ということを考えさせられる作品です。
また、利根川の言葉「世間はおまえらの決断を待ったりせん!」には衝撃を受けました。
初めてこの言葉を聴いたときは、頭をガツンと殴られた気分でしたね。
「もしかしたら、私が即断・即決を意識しはじめたきっかけは、利根川のこの言葉だったのかもしれない…」と、今あらためて感じています。
この映画を観たあと、私は数えきれないほどの自己啓発本を読んできましたが、利根川の言葉は真理ではないかと…
なぜなら、長考して導き出した答えよりも、結局は直感のほうが正しいことが、圧倒的に多いからです。
ならば、最初の直感を信じて、さっさと動いてしまったほうがいい。
ビジネスにおいても、スピードが求められる昨今、なおさら自分の直感を信じて生きていったほうが良さそうです。
それほど財力がないので、私にとっては現実的ではありませんが、たとえば「買い物をするときは、こうしたほうがいい!」ということは理解しています。
それは、「ほしいものがあれば、すぐに買ってしまう」です。
なぜなら、「迷う時間がもったいない」から。
人生は有限なので、資産で最も大切なのは「時間」だからです。
そのため、お金よりも時間のほうが大切な私にとって、「お金は命より重い」という本作で出てくるセリフは、完全に間違っていると感じました。
命よりもお金のほうが重いなんて、微塵にも考えたことはありません。
さらに、命=時間と捉えると「お金は命より重いなんて、やっぱり完全に間違っているよな〜」と感じますw
また、高いところで細く長い鉄骨の上を渡る「ブレイブメンロード」では、「最後まで気を抜かないことの重要性」を教わりました。
松山ケンイチさん演じる佐原誠は、鉄骨を渡り切ったのにも関わらず、とあることで落下死してしまいます。
私も、これまでの人生において「詰めが甘い」と言われ続けてきたので、このシーンを見るたびに身が引き締まるんですよw
ともあれ、「観るたびにいろいろと考えさせられる、素晴らしい映画だな~」と感じています。
出演俳優の演技が高レベル
映画「カイジ 人生逆転ゲーム」には、主演の藤原竜也さんをはじめ、香川照之さんなど、豪華な演技派俳優が集結しています。
カイジがビールを飲むシーンの、あの名言はもちろんのこと、すべてのシーンにおいて感情がのった演技が圧巻です。
映画「カイジ2」を観たときは、藤原さんと香川さんが「沼(ぬま)」と呼ばれるパチンコのようなギャンブルに挑んでいるシーンがあり、「うわっ、ただパチンコを打ってる時間が長いのに、画になってる!」と驚きました。
ただパチンコを打っているだけのシーンを飽きずに観ていられるほどなので、演技力が高い方々だということを疑う余地もありませんよねw
藤原さんは、蜷川実花監督の「ダイナー」でも主演を務めており、そちらの演技も素晴らしかったです。
香川さんといえば、言わずもがな、「半沢直樹」での演技が好きな方も多いのではないでしょうか。
わたしも、大和田のファンですw
とかく、「出演されている俳優さん全員が、ハマり役だったんじゃないか…」と思えるほど、適材適所のアサインといった印象でした。
それだけ、それぞれのキャラクターがたっていて、見どころが満載というわけです。
あとがき
実写映画版のカイジは3作品とも観ましたが、やはり1作目である本作が、最も素晴らしい作品だと感じています。
なぜなら、たまに見返したくなる作品だからです。
ちょっとした中毒性すらあります。
というのも、ふだんはパッとしないカイジが勝利したときの爽快感がハンパない…
なおかつ、エンドロールのYUIさんの曲が、なぜか耳から離れませんw
たぶん、「ねぇ教えてよ」という歌詞が、この映画にぴったりハマっているからではないかと。
資本主義社会においての勝敗というのものを、残酷なまでにハッキリと教えてくれる映画なので。
実際、格差社会と叫ばれるいま、カイジを見て「あぁ、自分と大差ないな…」と感じる人のほうが多いのではないでしょうか。
映画とはいえ、ここまで現実を突きつけられると、さすがに「このままじゃダメだ!」という気になります。
そのため、ふだんの生活を送るなかで、「自分はぬるま湯につかっているな~」と思ったときに、観たくなる作品なんです。
筆者が初めてこの映画を観たときは、かなりの衝撃を受けたものの、実際になにか行動にうつすことはできませんでした。
当時は、即断・即決ができていなかったからでしょうね…
しかし、「本作を観て、人生が激変した人も多いんじゃないか?」と感じる映画です。
(人生を変えるほどの力を感じる映画は、それほど多くはないので、スゴい映画なのかもしれません)
ちなみに、映画「カイジ」の全3作品は、Amazonプライムで7月から無料視聴できるようになっています。
※無料視聴の終了日は不明
あなたが、まだ「カイジ 人生逆転ゲーム」観たことがないなら、いちど観てみる価値はありそうです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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