こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
先日、わたしが尊敬するYouTuber精神科医『樺沢紫苑(かばさわしおん)先生』が動画で言っていた『フィトケミカル(ファイトケミカル)』というものを調べてみると、『必須栄養素ではないものの、健康維持のために積極的に摂取したい重要な成分』だということがわかりました。
そこで、今回は『フィトケミカル(ファイトケミカル)』について、深掘りしてみました!
なお、この記事は読者のかたが『活性酸素について把握している』前提で書いています。
「活性酸素ってなに?」という方は、以下の記事にまとめてありますので、読んでみてください。
また、活性酸素についての記事を読むのが面倒という方にも『ざっくり』わかるように説明します。
老化の原因『活性酸素』を防止する『ファイトケミカル』とは
まずは『活性酸素』を知らないという方に簡単に説明します。
『活性酸素』というのは、人間が呼吸することで体の中に発生するものです。
これが増えていってしまうと、老化の原因になります。
ただ、呼吸を止めるわけにはいかないので、『活性酸素』が増加するのは仕方がありません。
しかし、『なるべく増えないようにする』ことはできるんです!
どうすれば『活性酸素』の増加を抑えることができるかというと、ずばり『バランスの良い食事をする』ことです。
どんなものを摂取すればよいかはこちらを読んでみてください。
そして、今回は『活性酸素』の増加を効率よく抑えてくれる『ファイトケミカル(フィトケミカル)』をご紹介します!
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- ファイトケミカル(フィトケミカル)とはなにか
- ファイトケミカル(フィトケミカル)が含まれる食品
記事の冒頭で、樺沢先生が『フィトケミカル』について話していた内容は、「原生林(自然の状態に近い森林)は、においにならないような『フィトケミカル』を発しているから精神が安定する」というものでした。
▼この動画で『ファイトケミカル(フィトケミカル)』を知りました。
ようするに、人口的ではなく、自然な森林で森林浴をすると、精神が安定するということですね。
これは少なくとも『カラダが喜ぶ』のは間違いなさそうです。
そんな、『ファイトケミカル(フィトケミカル)』を調べてみると、食品から摂取することができるようです。
森林で歩いているだけで精神が安定するのだから、どれほどカラダに良いものなのかと興味がそそられました。
そんな動機があり、『ファイトケミカル』を調査したわけです。
『ファイトケミカル』は『抗酸化物質』のひとつ
『ファイトケミカル』というのは、『抗酸化物質』のひとつです。
まず、『抗酸化』というのは、酸化を食い止める働きです。このシステムがなければ、わたしたちはすぐに死に絶えてしまいます。
この『抗酸化システム』の主軸が『抗酸化物質(スカベンジャー)』と呼ばれるものです。
『抗酸化物質』は、主に以下3つの働きをします。
- 活性酵素が発生しないように、その発生源を抑える
- 発生した活性酵素をキャッチして酸化させる力を低く抑えたり除去したりする
- 活性酵素によって痛んだ箇所を修復して正常な状態に再生させる
活性酸素を除去する仕組みは、『毒性が強い活性酸素』から『毒性が低い活性酸素』に段階的に分解されて、最終的には『酸素』と『水』にまで分解されます。
抗酸化物質には『体内でつくられるもの』と『食品などから摂取するもの』があり、どちらも活性酸素を分解する機能があります。
『ファイトケミカル』は、6大栄養素に続く『第7の栄養素』
『抗酸化物質』には、以下3つがあります。
- 酵素
酵素は、体内でつくられる抗酸化物質です。たんぱく質からできているので、良質なたんぱく質を摂取しましょう。 - ビタミン&ミネラル
ビタミンとミネラルは、体内でつくりだすことができません。食品から摂取しましょう。 - ファイトケミカル
ファイトケミカルは植物の香りや色のもととなる成分です。植物が紫外線から身を守るためにつくりだした抗酸化物質です。
植物がつくりだすものなので、体内でつくりだすことはできません。
しかし、ガン予防効果が高いとされているので、ファイトケミカルを含む食品をバランス良く摂取しましょう。
また、3つの抗酸化物質のなかでも『ファイトケミカル』は『6大栄養素に続く第7の栄養素』として注目されています。
ファイトケミカルを含む食品
『ファイトケミカル』を含む食品を成分別に少しピックアップしました。
1万種類以上あるようなので、すべては書ききれませんが、参考までに。
ファイトケミカルを含む食品(一部抜粋)
ケルセチン
玉ねぎ、ブロッコリー、アスパラガス
ヘスペリジン
みかん、杏子、レモン
エラグ酸
ザクロ、苺、ラズベリー
カテキン
お茶の葉、りんごの皮、赤ワイン
テアフラビン
お茶の葉、紅茶、ウーロン茶
ビオフラボノイド
オレンジ、グレープフルーツ、レモン
セサミノール
ゴマ油
クルクミン
ウコン
ギンコライド
イチョウ葉
イソフラボン
大豆、しょうゆ、味噌
アントシアニン
ブルーベリー、アヤムラサキ
ショウガオール
生姜
アルファカロテン
ニンジン、ほうれん草、パセリ
リコピン
トマト、杏子、京ニンジン
ルテイン
ブロッコリーなどの緑黄色野菜、マリーゴールド
あとがき
前述のとおり、『ファイトケミカルを含有する食品』は1万種類以上あるようです。
正直、わたしには『ふだんからファイトケミカルについて意識する』ことはできる気がしません。
なぜなら、種類が多すぎるため、頭がパニックになってしまうので(笑)
そんな感じなので、面倒くさがりな『わたしにとっての正解』は、シンプルに『バランスの良い食事を心がける』ということになりそうです。
できるだけストレスをためないことも、活性酸素対策となります。
献立について、いろいろと頭を悩ませすぎて『ストレスになってしまっては元も子もありません』。
「昨日コレ食べたから、今日は違うものを食べよう」みたいな感じでちょうどいいのではないかと個人的には思います。
少なくとも、「気に入ったから常にコレを食べる!」というようなことは避けたほうがよさそうです!
蛇足ですが、この記事を書き終えた感想として、『ラーメン王』などの肩書をもつ方なんかは、「活性酸素が増えまくりで、かなり危険そうだな~」と思ったりしました。
以上、「老化の原因『活性酸素』を防止する『ファイトケミカル』とは」でした!
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