「マンガでよくわかる自分を操る超集中力」を読んだ感想

こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。

あなたは、「自分は集中力が足りないな~」と思うことはありますか?

私は、もともとは集中力がないタイプの人間でした。

そこで、以前にメンタリストDaiGoさん著の「自分を操る超集中力」を読み、本の内容を実践してきたんです。

すると、おかげさまで作業効率があがり、2020年は1年間ブログの毎日更新を達成。

今なお毎日のように記事を投稿しており、多い日は3本ほどの記事を執筆することができるまでになりました。

「そろそろ、もう一度読み返そうかな~」と思っていた矢先に、本屋さんでマンガ版を発見。

その瞬間に「マンガ版で復習してみよう!」という気分になったので、復習用に「マンガでよくわかる自分を操る超集中力」購入しました。

今回は、「マンガでよくわかる自分を操る超集中力」のなかから、あらためて自分の中に浸透させておきたい内容を3つピックアップして書き留めたいと思います。


この記事を読むことで、以下のことがわかります。

  • 集中するために必要な「ウィルパワー」とは
  • 集中力は自分の『手』でも作り出すことができる
  • 時間術「ポモドーロ・テクニック」と「アイビー・リー・メソッド」

マンガでよくわかる自分を操る超集中力を読んだ感想

集中するために必要な「ウィルパワー」とは

マンガでよくわかる自分を操る超集中力」では、人間が何かに集中するために必要となる「ウィルパワー」について解説されていました。

ウィルパワーというのは、カンタンに言えばロールプレイングゲームのHP(ヒットポイント)のようなものです。

人間は何かを『判断』するたびに、ウィルパワーを使っていますが、ウィルパワーを失った状態では集中力を発揮することができません。

そのため、「ウィルパワーを節約する」か、「ウィルパワーを回復する」ことで上手くウィルパワーをコントロールする必要があります。

「ウィルパワー」を節約する具体的な方法

マンガでよくわかる自分を操る超集中力」では、ウィルパワーを節約する具体的な方法として、「7つのハンガー」が紹介されています。

「7つのハンガー」は、「一週間なにを着るか」を先に考えておき、日によって固定化することで「今日は何を着よう?」という判断を省きウィルパワーを節約するというものです。

また、最もわかりやすい例としてAppleの創業者であるスティーブジョブズ氏の例も文中にはありました。

ジョブズ氏がイッセイミヤケのタートルネックとリーバイス501、そしてグレーのニューバランスというコーディネート『しか』しなかったことはあまりにも有名ですよね。

これはやはり、ウィルパワーの節約を意識したものだったはずです。

なお、疲れた状態でも自動的に作業ができる状態になる『習慣化』が何よりもウィルパワーを節約できます。

「ひとつ」のことに集中して最速で身につけ、集中力を使わずに自動的にできるようになり、余った集中力で次の「ひとつ」を身につける。

この効率的なローテーションをまもり、あなたが習慣化したいことを次々に習慣化してしまいましょう。

「ウィルパワー」を回復する具体的な方法

睡眠をしっかりとる

ウィルパワーを作り出す効果があるのが睡眠です。

作り出されなければ回復のしようもないので、まずは睡眠をしっかりとりましょう。

ちなみに私は、8時間は睡眠時間を確保するようにしています。

たまに6時間ほどしか眠れないこともありますが、あからさまに酔っ払っている状態と変わらないくらいの集中力しか出ませんね。

目の疲れをとる

目は脳と直結する特殊な器官だということを知ったのも、「超集中力」の書籍を初めて読んだときでした。

脳と直結している特殊な器官だからこそ、目が疲れてくると「脳が疲れた」と錯覚しやすいんです。

※「体力的な疲れ」や「メンタルの疲れ」は実際にあり、「脳が疲れ」は単なる思い込みに過ぎない

そのため、「目の周りの筋肉のこり」をほぐしましょう。

ホットアイマスクや蒸しタオルなどで温めるだけで血流がよくなり、効果があるそうです。

不安を書きだす

第三の記憶といわれる「ワーキングメモリー」。

「ワーキングメモリー」は、パソコンの容量と同じく処理することが多いと埋まっていきます。

そんな「ワーキングメモリー」の空き容量を増やすには「不安を書きだす」ことが有効とのこと。

試験前であれば、「試験についての不安を書きだす」ことで結果が良好だったという実験もあったそうです。

「不安で頭がいっぱいで、試験が手につかない」という状況を打破できます。

スポンサーリンク

集中力は自分の『手』でも作り出すことができる

目の疲れをとる際に、「ホットアイマスク」や「濡れタオル」がなければ、「手をこすり合わせて目を覆う」だけでも効果があります。

また、集中できる環境をつくるには「机まわりを片付ける」のが効果的です。

マンガでも主人公が「せめて机まわりだけでも」と片付けるシーンがありますが、私の実体験ベースでも同じことが言えます。

筆者は、もともと集中力が低いタイプの人間ですが、机まわりがキレイな状態だと「作業に集中できる!」と強く感じるからです。

そのため、必ず「机の上だけはキレイな状態」にしてから作業をスタートするようにしています。

時間術「ポモドーロ・テクニック」と「アイビー・リー・メソッド」

ポモドーロ・テクニック

ポモドーロ・テクニックは、時間を区切り「締め切り」を意識することで集中力が増す時間術です。

集中することは一つだけに絞り、25分→5分で作業→休憩を繰り返します。

休憩から作業に戻る際は、「同じ作業」に戻るようにしましょう。

なぜなら、「続きが気になる」状態で作業を再開すると、集中できるためです。

アイビー・リー・メソッド

アイビー・リー・メソッドは、優先順位が高い作業だけをおこなうことができるメソッドです。

「いま何をするか?」という迷いを消すことで、集中力が増します。

アイビー・リー・メソッドの手順は以下のとおり。

  1. 「明日やるべきこと」を6つメモする
  2. 6つの優先順位を決め、順番を割り振る
  3. 翌日は順番どおり作業をすすめる
  4. 全部できなくても悔やまずに忘れる
  5. 新たに「明日やるべきこと」を6つメモする
  6. ①~⑤を丁寧にくり返す

絶対に守るべきことは1番が終わるまでは1番『しか』やらないということです。

仮に1番以外のことがまったくできなかったとしても、最もやるべきことは終わったので後悔する必要はありません。

この考え方なら、「どの作業をしよう?」などという迷いは消えるはずです。

スポンサーリンク

あとがき

マンガでよくわかる自分を操る超集中力」からは学ぶことが多すぎるので、もうひとつだけ「プライミング効果」をピックアップさせてください…

自分が「最も集中できた環境を記録する」ことを続けていくと、「この環境が一番集中できる!」と脳に一種の暗示がかかります。

これが「プライミング効果」です。

そのため、あなたが「まだ集中できる環境を得ていない」と感じるのであれば、作業環境を変えつつ「最も集中できる環境」と「最も集中できる時間」を探すのもいいかもしれません。

おそらく、毎回「集中できたかどうか」を記録していくうちに、あなたに合った「環境」と「作業に取り組む時間」が見えてくるはずです。

ちなみに、筆者がブログを書く環境としてベストなのは「自宅」だということがわかりました。

なぜなら、ノマド的にいろいろなところ(カフェやデパートの休憩スペースなど)で作業してみたのですが、結局のところ自宅の「スタンディングデスク」または「アウトドアチェア」が私には適しているというデータがとれたからです。

これが「プライミング効果」による脳への暗示だとわかっていても、「自分が集中できる環境が手に入った喜びは大きいな~」と思っています。

「ポモドーロ・テクニック」は以前に試しましたが、「自分には合わない」と断念した経験が…

しかし、今回あらためて超集中力を読み、「集中力を鍛えることができそうだから、もう一度チャレンジしてみようかな~」という気持ちになりました。

さっそく明日から実践してみようと考えています。

「アイビー・リー・メソッド」については、すっかり忘れていました笑。

しかし、「今日中に必ずやること」が終わるまでは次の作業に手をつけないのは意識せずとも習慣化していたので、「きっと習慣化できたから忘れていたんだろうな~」と。

ともあれ、一度頭に入れたはずの内容とは思えないほどフセンだらけにした「マンガでよくわかる自分を操る超集中力」を見て、「DaiGoさんの書籍は、やっぱり学ぶことが多いんだよな~」と舌を巻きました。

マンガでよくわかる自分を操る超集中力」では、今回ご紹介したことについての詳細はもちろん、「食事」や「姿勢」など多角的な視点から「集中力をあげる方法」を学ぶことができるので、いちど読んでみるといいかもしれません。

なお、メンタリストDaiGoさんも書籍のなかでオススメされていますが、筆者としても「スタンディングデスク」は集中力をあげるために最高のアイテムだと考えています。

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。


関連記事


 

ABOUTこの記事をかいた人

ニックネーム:yatsuo(やつお) 雑記ブロガー。趣味はドライブと読書、インターネットです。 空いた時間は「おいしいたべもの」「良い雑貨品」「おしゃれなファッション」を求めて日々、リサーチしてます。最新家電にも目がありません。