こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、水中毒をご存知でしょうか?
私は「水分をとりすぎると体調が悪くなるんだろうな~」くらいのことしか知りませんでした。
いままではその程度の知識があればよかったのかもしれませんが、近年は暑い日が続き危険な感じがします。
そこで今回は『水中毒とはどんなものなのか』について調査しました。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 水中毒の症状
- 水中毒が起きてしまう原因
- 水中毒への対策
- 水中毒を治す方法
水中毒とは【水分のとりすぎでおこります】
水中毒の症状
水中毒は、一度に多量の水分を摂取することによって起こります。
主に以下のような症状があります。
水中毒の症状(軽症の場合)
- 頭痛
- めまい
- 疲労感
- 頻尿
- 下痢
- 浮腫
水中毒の症状(重症の場合)
- 呼吸困難
- 意識障害
- 錯乱
- おう吐
- 脳浮腫によるけいれん
- 肺水腫
- うっ血性心不全
など
最悪の場合、命の危険がともなうこともあるようです。
なお、『水分の摂りすぎ』には個人差がありますが、短時間(1時間ほどのあいだ)に1ℓほど飲むことは避けた方が良いようです。
※1日7回ほどに分けてコップ一杯(200mℓ)飲むようにするとカラダへの負担がないようです
水中毒が起きてしまう原因
水中毒は一度に多量の水分を摂取することで、血液中の塩分濃度が少なくなる『低ナトリウム血症』という状態になることが原因で起こります。
ではなぜ、一度にそんなに多量の水分を摂ってしまうのでしょうか?
その原因には、以下のようなものがあります。
精神疾患に起因するもの
- 『不安』『幻覚』『妄想』『焦燥』などの症状から水分を多く摂取するようになる
- 向精神薬の副作用によって口がかわき、水分を多く摂取するようになる
- 精神薬の長期的な服用により、口喝中枢が刺激され水分を多く摂取するようになる
精神疾患以外の原因
- ストレスにより、水分を多く摂取するようになる
- ダイエット時の空腹を感じにくくするために水分を多く摂取するようになる
水中毒への対策
1日7回ほどに分けてコップ一杯(200mℓ)程度を摂取する
水中毒の原因は『水分を多く摂りすぎること』なので、一度に摂る水分の量を制限することが大切です。
1日7回ほどに分けてコップ一杯(200mℓ)程度の水分を摂取するようにしましょう。
スポーツドリンク(経口補水液)で水分を摂取する
最初からナトリウムを含んでいるスポーツドリンク(経口補水液)で水分を摂取することで水中毒対策となります。
ただし、スポーツドリンクには糖分が多く含まれているため、こちらも飲み過ぎには注意が必要です。
水中毒を治す方法
重症の場合は救急車を呼ぶ
重症の場合は、輸液によるナトリウムの補充が必要になるため、早急に救急車を呼びましょう。
軽症の場合は時間をかけて塩分(塩化ナトリウム)を摂取する
軽症の場合は、以下のようなもので時間をかけて塩分を摂取しましょう。
- 塩あめ
- 梅干し
- スポーツドリンク
など
※急激に塩分を補充すると脳の損傷につながる可能性があるため、注意が必要です。
水分の摂取を制限する
重症・軽症にかかわらず、腎臓の機能に異常がない方であれば水分の摂取を制限しましょう。
なぜなら、水分を制限するだけでも血清ナトリウム値が改善すると考えられているためです。
あとがき
今回、水中毒調査したところ私が水中毒になるとしたら『ダイエットの空腹を感じにくくするために多めに水分を摂取するとき』だと思いました。
実際ダイエット中に「お腹がすいてきた!」となった場合、強炭酸水を飲むようにしているからです。
さすがに1時間に1ℓは飲んでいないのでセーフでしたが、ダイエット中は特に注意しようと思いました。
あなたは、一度に水分を摂りすぎていませんか?
熱中症対策で水分補給をすることは大切ですが、水分の摂りすぎには注意しましょう。
また、「どれだけ水分を摂っても飲みたくなる!」という場合は、水中毒以外の病気(糖尿病など)の可能性があるため、内科に相談すべきです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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