こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、「あした死ぬかもしれない」と考えながら生きていますか?
いま病気を患っていたり、とても辛い状況にある人でもなければ、ほとんどの人が「あした死ぬかもしれない」なんて考えていないはずです。
なぜなら、私たちは「日本は平和な国だ」と感じているからです。
たしかに現状はそのとおりです。
しかし、私は「あした死ぬかもよ?」を読んで、「平和だからといって、適当に生きてしまうのはやめよう!」と思いました。
あなたの「死に対しての意識」が変われば、活き活きとした人生に変わるはずです。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 年齢を重ねると「死と向き合う機会」が増える
- 全力で生きなければ、もったいない
- 全力で生きなければ、申し訳ない
ひすいこたろう氏著の「あした死ぬかもよ?」を読んだ感想
私の父が大病を患い、妻の従兄弟が亡くなったタイミングで読みました
離れて暮らす私の父が、2020年の年末から2021年の年始にかけて大病をして、生死をさまよいました。
無事、復活を果たしてくれて、ホッとしたのも束の間、今度は妻の従兄弟が亡くなったのです…
中年にもなってくると、死と向き合う機会が増えてきますね。
こういった事実が付きつけられているからこそ、痛烈に心に沁み込むのかもしれませんが、私としては「あした死ぬかもよ?」は、「できれば、もっと若いうちに読んでおけばよかった」と感じた書籍です。
「定期的に読むと、人生を見失わずに済みそう」とも思いました。
全力で生きなければ、もったいない
「いつかやれたらいい」と思っていることがあれば、いますぐに始めるべきなんですよね。
これは、今生きている人間全員に言えることだと思います。
なぜなら、「いつ死ぬかわからないから」です。
どれだけ平和な日本でも、突然の病にかかってしまったら死ぬこともあります。
突然、通り魔に殺されてしまっても、おかしくはありません。
せっかく、この世に生を受けたのに、したいことをしないなんて「もったいない」と思いませんか?
それが犯罪でなければ、絶対に「今日から」やっておいたほうがいいです。
全力で生きなければ、申し訳ない
「あした死ぬかもよ?」という書籍は、忘れかけていたことを思い出させてくれる本でもありました。
それは、「戦争」です。
戦争では、若いのに特攻隊として死んでいった人たちがいます。
特攻隊というのは、手動で操縦する飛行機で相手の機体に突っ込んでいく役割を担った方々です。
つまり、死ぬとわかっていて突撃するんです…
「いまの平和な日本に暮らせている私たちの国の基盤を築いてくれた、この方々の死を無駄にしてはいけない」と思いませんか?
また、そんな戦争を私たちの先祖は乗り越えてきてくれたんです。
あなたの命を無駄にしてはいけません。
やりたいことをやって、全力で生きましょう!
あとがき
「あした死ぬかもよ?」の冒頭では、疑似的に「将来自分が死ぬときの状況」をありありと思い描くことができます。
つまり、このときに「悔しい」と感じれば、確実に「やりたいことをやっていない状況にある」ということです。
私もいくつか「悔しい」と思うことがあったので、行動しているところです。
親孝行も、そのうちのひとつですが、「親が生きていてくれているうちに、この本を読むことができてよかった!」と感謝しています。
「あした死ぬかもよ?」を読むと、人生を見直すことができるのでオススメです。
私はこれほど、「できれば毎日読み返したい!」と思った本はありません。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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