こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、バナナはお好きですか?
私は、毎日のようにバナナを食べるほど大好物です。
そんなバナナですが、残念ながら実は大量の二酸化炭素を出す原因になっています。
※この記事は、およそ1分で読むことができます
バナナのゴミから新素材!【CO2の削減になります】
バナナが大量の二酸化炭素を出してしまう原因
バナナから大量の二酸化炭素が出てしまう原因は、”バナナの茎” にあります。
なぜバナナの茎かというと、バナナの収穫の際、つぎに生えてくるバナナの邪魔になるため不要な茎を切り、その茎を燃やすからです。
廃棄されるバナナの茎は、なんと年間に約10憶トン。
想像を絶する量の二酸化炭素が発生していそうです…
バナナの茎を再利用する動きがあります
バナナの茎を燃やすことが、環境に悪いことはあきらかです。
これまで、淡々と燃やし続けていたと考えるとおそろしく感じます。
しかし、ようやくバナナの茎を再利用する動きがでてきました。
三井物産アイ・ファッションが「バナナクロス」という、バナナの茎を利用した素材を開発。
現在、バナナクロスはTシャツやジーンズ、セーターなどに使われています。
バナナクロスってどんな素材?
バナナクロスは、バナナ繊維にコットン70%をあわせた糸でつくられています。
コットンをあわせることで、一般的なリネンのような肌ざわりの丈夫な生地に仕上がるそうです。
リネンに似ているので、基本的には春や夏に向いている生地です。
現在は、糸を細くするなどの研究もすすめられており、商品として流通するのは2022年春夏からの予定となっています。
ちなみに、すべてバナナ繊維のみでつくった場合は、残念ながら “とても弱い糸” になってしまうそうです。
あとがき
バナナクロスに直接関係はありませんが、いまはCO2の固形化も研究されているため、今後は ”効率的にCO2を閉じこめること” ができるようになるはずです↓
▶「二酸化炭素を石に変える」プロジェクトが、本格的に動き始めた | WIRED.jp
“バナナの茎を衣類に再利用 ~ 衣類の廃棄” というように、バナナの茎を切ってから廃棄までの時間をあけることで、CO2の排出を後倒しすることができます。
バナナクロスを使った衣類を廃棄するころにはCO2固形化の研究が進んでいることも期待されるため、バナナクロスはめちゃくちゃ意味のある繊維ではないでしょうか。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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