こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、腎臓をいたわっていますか?
「もちろん!」と即答できる人はともあれ、腎臓を大切にしている感覚がなければ、いますぐに考えを改めたほうがいいです。
私は、上月正博さん著『眠れなくなるほど面白い 図解 腎臓の話』を読み、あらためて腎臓の重要性を思い知らされました。
『沈黙の臓器』や『サイレントキラー』と呼ばれる腎臓が悲鳴をあげ、人工透析が必要になってしまう前に、腎臓をいたわる生活習慣をつけましょう。
※この記事は、およそ1分で読めます
手遅れになる前に、腎臓をいたわろう!
腎機能が低下すると、体の老廃物が蓄積してしまう
人間の体には、いろいろな臓器があり、それぞれに重要な役割を果たしていますが、なかでも最重要クラスと言っても過言ではないのが腎臓(じんぞう)です。
なぜなら、”体のクリーニング” を担っている臓器だからです。
腎臓がわるくなると、体の老廃物が体外に出ずに蓄積されたり、逆に必要な栄養素まで尿で排泄されてしまいます。
『リン』が排泄できなくなると、寿命が縮む
排泄されるべき『リン』が体内に蓄積されていくと、寿命が縮み、老化スピードが加速してしまいます。
高リン血症になるだけでなく、脳卒中や心筋梗塞を招くこともあるんです。
しかし、日本においては、腎臓をわるくしてしまっている人が多く、うまくリンが排泄されない状態に…
仮に慢性腎臓病になってしまうと、腎臓だけの問題にとどまらず、ほかの命を脅かす病気のリスクも上がってしまいます。
そのため、いますぐにでも、”腎臓をいたわる生活習慣” にしていきましょう。↓
腎臓をいたわる方法3つ
腎臓をいたわるための、主な方法は以下の3つです。
①食物繊維を摂取する
食物繊維を摂取するベースとなる方法は、1日350gの野菜を食べることです。
さらに、果物・海藻・きのこ・豆類など、食物繊維を多く含む食材を加え、1日に20g以上の食物繊維をとるようにしましょう。
②腎臓にわるいものを食べない
インスタント食品(カップめん等)や、加工食品・揚げもの・甘い缶コーヒーなどの腎臓にわるいものは食べないようにしましょう。
塩分が多いものもNGなので、基本的には外食を控え、自分でそろえた食材で自炊するのが最も好ましいです。
しかし、腎臓にわるいものを一切食べないことなど、いまの日本においては誘惑がありすぎて不可能に近いはず。
そのため、自分ひとりのときは腎臓にわるい食べものを徹底的に避けつつ、つき合いや飲み会などでは気にせずに食べるなど、メリハリをつけることが大切ではないでしょうか。
※すでに腎機能が低下している方は、腎臓にわるい食べものは一切NGです
③薄味に慣れる
わたしも、以前は塩味が強いものや、濃い味つけのほうが好みでした。
しかし、食事のときに意識して薄味のものを主体に食べていると、徐々に慣れてきます。
薄味に慣れてしまえば、圧倒的に塩分のコントロールがしやすくなるので、”薄味に慣れる” ことが重要なんです。
あとがき
甘い缶コーヒーやジュースは、徹底的に避けていますが、このところインスタント食品を多めに食べてしまっていたので、あらためて「腎臓を大切にしなきゃいけないな~」と反省しているところです。
スーパーやコンビニへ行くと、どうしても美味しそうに見えるんですよね~
(実際に味もおいしいものが多いですwが、できるだけ視界に入れないようにしています…)
なお、以前は “腎臓病の人は運動をしないほうがいい” と言われていたようですが、いまでは “適度な運動は腎臓病の人にもいい” ということがわかってきています。
ともあれ、腎臓をいたわって健康的な生活をおくりたいものです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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