こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
ペルチェベストは、ペルチェ素子を利用して首や背中などを直接冷やす仕組みです。
しかし、同じようなペルチェ素子がついている製品でも、肌にしっかり密着していないと冷たさを感じにくいことをご存じでしょうか?
実際に筆者も複数のペルチェベストを試しましたが、ベストがゆるくてペルチェ素子が肌から少しでも浮くと、ただの“涼しい風が来る程度”の感覚しか得られないという結果に…。
逆に、ペルチェ素子がギュウギュウに肌に押し付けられる状態だと、金属プレートから直接体温が奪われるため、明確にひんやり感を実感できます。
※およそ1分で読めます
ペルチェベストは「肌にぴったり押し当てられるものを選んだほうがいい」理由
なぜ“密着”が重要なのか? ペルチェベストの冷却効果は“密着度”で大きく変わる
ペルチェ素子は冷却面の熱を奪って反対側へ排熱する仕組みです。
そのため、冷却面が肌に触れている面積が大きいほど効率よく体を冷やせるのです。
逆に、隙間ができると…
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冷却面と肌の間に空気の層ができる
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空気は熱を伝えにくいので、冷たさが伝わりづらい
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結果的に「思ったほど冷たくない…」と感じる
という残念な結果になってしまいます。
つまり、ペルチェベストは“どれだけ密着させられるか”が冷却効果のカギなのです。
購入時にチェックすべきポイント
ペルチェベストを選ぶときは、以下のポイントを意識しましょう。
サイズ調整がしやすいか
体にフィットさせられる調整ベルトやゴムがあると、ペルチェ素子をしっかり押し付けられる
冷却プレートの位置
首・背中など、体のどの部位にどのくらい密着するかが重要
素材の硬さや形状
柔らかすぎると浮きやすい。適度に硬い素材で固定されるものが◎
まとめ:ペルチェベストは“密着できるモデル”を選べば涼しさが段違い!
ペルチェ素子の性能自体はどの製品も大差がないことが多いですが、密着度による冷却効果の差は大きいです。
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ゆるいベスト → ひんやり感が弱く、期待外れ
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しっかり密着するベスト → 体に直接冷たさが伝わるので効果抜群
これからペルチェベストを選ぶなら、“肌にぴったり押し当てられるかどうか”を最優先で考えるのがおすすめです。
ちなみに、筆者は複数のペルチェベストを使用してきましたが、山善の「ファン付きウェアの中に着るペルチェベスト」にたどり着きました。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。