精神科医の樺沢紫苑先生著『アウトプット大全』を読んだ感想

こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。

精神科医の樺沢紫苑(かばさわ しおん)先生著の『アウトプット大全』を2回とおしで読んだので、感想を書いていこうと思います。

この本は『アウトプットに関しての内容が膨大』なので、自分の中にしっかり落とし込むために3回くらいは読んでおきたいところです。

精神科医の樺沢紫苑先生著『アウトプット大全』を読んだ感想

この本を読むと、『気づき』が多くて感動すら覚えます。

章ごとにきれいにまとめられているので、読みやすいです。

ですが、怒涛のように知識が押し寄せてくるので、どちらかというと『読書慣れしている方向け』かもしれません。

そんな印象なので、『めちゃくちゃ売れていて50万部を超えるベストセラー本』ですが、普段あまり本を読まない方は『本を開いた読む気が失せてしまう』という方もいらっしゃるかもしれないと思いました。

そこで、そんな『読書をあまりしない人』にも「アウトプット大全の有益さを伝えることができたらいいな」と考えています。

本記事では、『アウトプット大全のなかで重要な部分』というよりは『私が個人的に刺さったところを3つ』書いていきます。

アウトプット大全を読むことで『自己成長の手助け』となることは間違いないので、『アウトプット大全を読むための勢いづけ』として本記事を活用していただければと思います。

精神科医の樺沢紫苑先生著『アウトプット大全』を読んだ感想

まずは、『アウトプット大全』の著者である樺沢紫苑先生について、これまでの実績を見ていきましょう。

著者『樺沢紫苑』先生の実績

著者の樺沢紫苑先生には、このような実績があります。

実績 継続年数
メルマガ毎日発行 13年
Facebook毎日更新 8年
YouTube毎日更新 5年
毎日3時間以上の執筆 11年
年2~3冊の出版 10年連続
新作セミナー毎月2回以上 9年連続

実績が素晴らしいため、書籍に書かれている内容にも『信ぴょう性』が増しますよね。

著者『樺沢紫苑』先生の発信力

わたしは特に毎日更新されているYouTube『精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル』を、必ず見るようにしています。

だいたい2~3分くらいで一気に話をしてくださるので、スキマ時間にサッと聞くことができ、おすすめです。

YouTubeでは、主に『メンタル疾患の改善』や『健康のため』には以下の3つが重要ということを伝え続けていらっしゃいます。

  1. 【睡眠(7時間以上寝る)】
    できれば8時間以上寝ましょう。
    ちなみに睡眠時間が6時間以下の人は、こんな感じの悪影響がカラダに起こります。
    詳しくは、この記事を読んでみてください。
    寝不足は万病のもと!睡眠時間は1日8時間が理想らしい。。
  2. 【運動(朝散歩)】
    朝散歩をすることでメラトニンが活性化されるので、健康的に過ごすことができます。
    詳しくは、この記事を読んでみてください。
    睡眠と運動の関係とは?【おすすめの時間帯・注意点も】
  3. 【アウトプット】
    わたしが『アウトプットをすることでしか現実は変わらない』ということを知ったきっかけです。樺沢先生の動画を見始めたことも私が『ブログをはじめたきっかけ』です。
    アウトプットに関してはいくつもの動画を投稿されてますが、ひとまずひとつ貼っておきます。

視聴者が飽きないように言いまわしを変えたりして、何度も繰り返し上記3つの重要性を伝えることで、『メンタル疾患』の方や『不健康』な人に良い影響を与え続けています。
『発信力』と『継続力』がハンパじゃないですよね。

なお、動画は基本的に『樺沢先生に届いた質問に対しての回答を述べる』というスタンスでつくられていて、『睡眠』『運動』『アウトプット』の他にもさまざまなコンテンツを配信されています。

ついつい、樺沢先生の魅力についての内容が長くなってしまいましたが、樺沢先生の魅力をご紹介することで、本の内容に対して『信ぴょう性』が増したと思います。

それでは、本の内容について私が刺さったところを3つに絞ってご紹介します。

【刺さったところ①】アウトプットの6つのメリット

アウトプットをすることでどんなメリットがあるのか。

アウトプットのメリットについて、6つ紹介されていました。

  1. 記憶にのこる
    人はインプットされただけの情報は忘れてしまいますが、アウトプットすることで脳が『重要な情報』『使われた情報』と判断するため、記憶に残るんです。
  2. 2行動が変わる
    『話す』『書く』『行動する』と、アウトプットというのはすべて『運動』であり『行動』なので、アウトプット後に『フィードバック』することで、行動はレベルアップしていきます。
  3. 現実が変わる
    行動が変わることで、周囲の人にさまざまな影響があらわれて現実が変わります。
  4. 自己成長する
    『インプット』『アウトプット』『フィードバック』という3サイクルを繰り返すことで、自己成長の階段を上っていくことができます。
  5. 楽しい
    ①~④のようなことを繰り返し、ポジティブなアウトプットをしていると『人から評価』されたり『信頼』されます。
    なので、もっとアウトプットしたいというモチベーションになり、楽しくなります。
  6. 圧倒的な結果が出る!
    ⑤までくると、楽しいからどんどんアウトプットするようになります。
    その結果、さまざまなポジティブな結果が連鎖的に起こり、圧倒的な成果が出てくるというわけです。

【刺さったところ②】ポジティブな言葉を増やすだけで幸せになれる

仕事での成功や、良好な人間関係を維持するためには、『ポジティブな言葉がネガティブな言葉の3倍以上必要』なんです。

そのため、アウトプットするときは、ネガティブなアウトプットをしないことが重要です。

ポジティブなアウトプットを増やすことで、成功や幸せにつながっていきます。

【刺さったところ③】アイデアを逃したくなければ、勝負は30秒

なにか思いついたときや、『気づき』があった場合は、瞬間的にメモをとる必要があります。

なぜなら、『夢をみたけれど起きて10分もすれば覚えていない』ということも同じなのですが、脳内の『新しい道路』というのは最初は『けもの道』のようなものなので、放っておくと元の道のない状態に戻ってしまうためです。

ようするに、人間は『せっかく思いついてもすぐに忘れる』んです。

樺沢先生は、『できれば30秒以内、遅くても1分以内にメモをとる』ことを推奨されています。

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あとがき

「樺沢先生は忙しくて遊ぶ暇などなさそうだな」と思った方も多いと思います。

しかし、驚くべきことに樺沢先生は、以下のことも『継続』しているんですw

  • 基本、18時以降は働かない
  • 月10本以上の映画鑑賞
  • 月20冊以上の読書
  • 週4~5回のジム通い
  • 月10回以上の飲み会
  • 年30日以上の海外旅行

…尋常じゃありませんよねw

ふつうに考えると「どこにそんな時間があるんだ」と思ってしまいます。

実は『時間管理』についても、樺沢先生ご自身が詳しく紹介されている書籍があります。

わたしが読んだ感想は以下の記事にしていますので、興味がある方は読んでみてください。

1日24時間じゃ足りないなら、1日48時間にしよう![神時間術]

わたしは読書が趣味なのですが、最近読んだ本に幻冬舎の見城徹さん著の『読書という荒野』があります。

【幻冬舎×NewsPicks】『読書という荒野』を読んだ感想

そのなかで見城さんは『朝起きたときに生まれて、夜眠るときに死ぬ』くらいの感覚で1日1日を生きようというニュアンスのことを述べていました。

おそらく樺沢先生も同じような考え方があり、毎日を大切にされているんだな~と思います。

だからこそ、1日を48時間にする工夫をしているんだと。

樺沢先生からは、これからもいろいろと学ばせていただこうと思っています。

今後出版される本も、楽しみで仕方がありません。

以上、「精神科医の樺沢紫苑先生著『アウトプット大全』を読んだ感想」でした。

▼今回読んだ書籍


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ニックネーム:yatsuo(やつお) 雑記ブロガー。趣味はドライブと読書、インターネットです。 空いた時間は「おいしいたべもの」「良い雑貨品」「おしゃれなファッション」を求めて日々、リサーチしてます。最新家電にも目がありません。