こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
口をつけて飲んだペットボトル飲料って、細菌の量が増殖していそうですよね。
真夏日が多くなるにつれ、どんどん心配になってきました…
そこで今回は、「口をつけて飲んだペットボトル飲料の細菌はどうなるのか」について調査。
結論、ミルクコーヒーや麦茶などは、口をつけて飲んだペットボトルを放置すると、ガンガン細菌が増殖するので注意が必要です。
※この記事は、およそ1分で読めます
口をつけて飲んだペットボトル飲料の細菌はどうなるのか
ミルクコーヒー・麦茶は、とくに細菌が増殖しやすい
宇都宮市衛生環境試験所のデータによると、ミルクコーヒー・麦茶は、とくに細菌が増殖しやすい飲料とのこと。
なぜなら、ミルクコーヒーには糖分やたんぱく質が多く含まれており、麦茶には炭水化物が多く含まれているから…
つまり、基本的には『糖分』『たんぱく質』『炭水化物』が多く含まれている飲料には、とくに注意したほうがよさそうです。
果汁100%オレンジジュース・スポーツ飲料は、細菌の増殖を抑える
果汁100%オレンジジュースの測定結果を見たとき、私は驚きました。
「たぶん、とんでもないスピードで細菌が増えるんだろうな~」と予想していたのに、むしろ細菌の増殖を抑える効果を示しているからです。
スポーツ飲料についても、細菌が増殖すると予想していましたが、オレンジジュースとおなじく『飲用直後は、およそ100個の細菌があったにもかかわらず、 3時間後にはほぼ0個になり、以降増えることはなかった』とのこと。
なお、細菌の増殖を抑えているのは、pH3.5程度の液性が強い酸性だと考えられるそうです。
あとがき
宇都宮市衛生環境試験所によると、実験では果汁100オレンジジュース・スポーツ飲料・緑茶では細菌の増殖は見られませんでした。
しかし、ペットボトル飲料の種類は多く、実験に使われたものと同じ製品でもなければ、まったく同じ結果が得られるとはかぎりません。
そのため、ペットボトル飲料を飲むときは、なるべく以下3つをおこない、細菌を増やさないよう努めましょう。
- ペットボトルに直接口をつけず、グラスなど他の容器にうつして飲む
- 増殖しにくい温度(冷蔵庫など)で保管する
- 短時間で飲み切り、細菌が増殖する時間を与えない
ともあれ、緑茶は細菌を減らす飲料だという認識はありましたが、まさか100%オレンジジュースとスポーツ飲料まで細菌を減らすなんて予想外でした。
なお、この記事を書く際、参考にしたサイトはこちらです。↓
▶(9)口をつけたペットボトル飲料、飲み残しは飲まない方がいい?|宇都宮市公式Webサイト
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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