こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、「この先、車線が減って1車線になる」という際、どのように合流していますか?
私は、先のほうで車線が減ることを知った段階で、なるべくはやく合流するようにしていました。
道が途切れる(先頭)まで進んでから合流すると、ほかの車より先回りするようで、なんとなく「ズルいことだ」感じていたからです。
おそらく、わたし以外にも多くのドライバーが、道が途切れるまで進んでから合流する行為を「ズルい」と考えているのではないかと思われます。
しかし、じつは『交通の流れをよくするためには、よい合流のしかた』なんです…
※この記事は、およそ1分で読めます
すべてのドライバーが知っておきたい「ファスナー合流」とは
「ファスナー合流」とは
ファスナー合流とは、『車線がなくなる地点まで走行し、1台ずつ交互に合流する』という合流のしかたです。
「自分の車より前に入るのはズルい」と考えてしまうのはわかります(私もそう考えていました)が、実際に多くの高速道路では、ファスナー合流を推奨しています。
※たとえば、NEXCO東日本はこのようなPDFを公開しています↓
▶C4 圏央道の交通対策について ~ファスナー合流促進対策の試行運用開始~
交通の流れを改善するためには、車線がなくなるかなり手前や、中途半端なタイミングで合流するよりも、合流部の先頭まで進んでから1台ずつ交互に合流するほうがいいんですね…
浸透するまで時間がかかりそう…
明確なルールではないものの、ファスナー合流が「交通の流れをよくするためには、良い合流の仕方なんだな~」ということは理解できました。
しかし、ファスナー合流の考え方が浸透するまでは、まだまだ『卑怯』と感じる人も多いはず…
そのため、たとえば『あおり運転』してきそうな車両があれば、あえてファスナー合流せずにやり過ごしてから合流するなど、(ファスナー合流が浸透するまでは)多少の “臨機応変さ” は必要かもしれません。
あとがき
運転に慣れてくると、まわりの車両の動きを捉えるのがうまくなっていきます。
道路状況を把握することに余裕がでてくると、「自分ならこうするのに…」とか「ズルい」というような “ドライバー心理” もでてきます。
人間なので、あれこれ思考をめぐらせるのは、いたって自然なことではないでしょうか。
しかし、基本に立ち返り、”心にゆとりを持った運転をする” ことだけは、忘れないようにしたいものです。
ともあれ、考え方のズレでトラブルにならぬよう、『ファスナー合流』の考え方が、はやく一般的なマナーとして浸透することを祈ります。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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