こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
新型コロナウイルスの流行により、企業もテレワークなどを導入するなど、労働者をとりまく環境が一気に変化する時期を迎えています。
あなたは、「これからは副業を始めなければ…」あるいは「職業を変えるべきかな?」などと不安に思っていませんか?
そこで今回は、『実践版GRIT(グリット)やり抜く力を手に入れる』を読んだ感想について書いていきます。
この本を読み、GRITを身につけることができれば、副業を始めたり、転職したりしたときに『成功する確率をあげることができる』のではないでしょうか。
それでは、GRITとは一体何なのか、根本的な部分だけ覗いてみましょう!
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- GRIT(グリット)とは
- 成功者たちに共通する3つのこと
『実践版GRITやり抜く力を手に入れる』を読んだ感想
GRIT(グリット)とは
GRIT(グリット)というのは、『やり抜く力』のことです。
ペンシルベニア大学のアンジェラ・ダックワース氏が提唱したGRIT理論は、今やどこへ行っても注目される能力となっています。
たしかに、日本でも数年前から「若者達がすぐに会社を辞める」という話をよく聞くようになりましたよね?
どうやら、海外でもそういった傾向にあるようです。
このことからも、『やり抜く力』が足りていないことがわかるため、GRITが重要視されるのはごく自然な流れだと思います。
すこし話はそれますが、個人的には『若者達がすぐに会社を辞める』最も多い理由は、『本当にやりたい仕事をしていないから』だと考えています。
なぜなら、本当にやりたい仕事をしているのに辞めるのは不自然だからです。
もちろん、表面上は『人間関係がうまくいかない』となるとは思いますが。
成功者たちに共通する3つのこと
成功者たちに共通する特徴は、『情熱』『粘り強さ』『長期的な目標』の3つだと、ダックワース氏は述べています。
情熱
成功者たちは、全身が震えるような感動と大きなエネルギーにつながる目標や活動に身を捧げることで、自分の内側から輝きを放っています。
まわりに左右されることはなく、他に面白そうなものがあってもそれらに目もくれず、ただひたすら、人生を目的意識に満ちた有意義なものにすべく、ひとつのことに気持ちを集中させているんです。
粘り強さ
成功者たちは、『しなやかな強さ』があるため、心が折れません。
短期間だけの粘り強さではないんです。
精神的なスランプや、経済的な苦境など、普通なら志半ばで諦めてしまうような大きな困難が数年間続いたとしても、立ち直り、やり通すことができます。
長期的な目標
成功者たちは、情熱に目標を加えます。
その目標は、北極星のごとくなにがあってもそこにあり続けます。
人によっては現実離れしていると感じるほどに、動かずそこに目標があり続けるんですね。
あとがき
『実践版GRITやり抜く力を手に入れる』を読み、やり抜く力をこれからも養っていきたいと思いました。
個人的に『やり抜く力』というのは、『継続力』をより具体的にしたような印象を受けました。
わたしは、継続したり、やり抜いたりしたことがある人というのは、やり抜いたことについての見え方が変わると思っています。
やり抜いて見えた世界が、結果的に望まないものであれば違うことをまたやり抜く。
単純ですが、個人的にはこのスタンスが一番いい気がします。
わたしは不器用なので、基本的にはひとつのことに集中するカタチをとっていますが、ソフトバンクの仕事の進め方みたいに『すべてを同時に試して、良いと判断したものだけを残す』ようなことも時には必要だと考えています。
例えばブロガーであれば、同じ情報発信のジャンルであるYouTubeを同時期でやってみて、仮にYouTubeの再生回数がまったく伸びなければブログだけに絞るなどです。
もちろん、情報発信という枠にとらわれず、まったく違うことを同時に試すのもアリだと思います。
なお、ソフトバンク関連の本を読んだ感想はこちらです。↓
仕事のスピードをあげる方法[高速PDCA][孫正義][ソフトバンク]
また、人生について書かれている本には、GRITの他にもおもしろい本があります。
『おもしろい本』というのは、単に読ませ方がおもしろいだけではなく、しっかりと根拠を示したうえで明確に「勘違いさせる力で人生は決まっている!」という主張をしていることです。
とても説得力があっておもしろいです。
なお、その本について感想を書いた記事が、こちらです。↓
この本は、タイトルのとおり『勘違いさせる力』が大切だということを教えてくれる本なのですが、『運』よりも『実力よりも』と言っている割には、『運』もかなり重要だということを述べていました。
重要度でいうとこういうイメージです。
『勘違いさせる力』>『運』>『実力』
読ませ方も何だかおもしろくて個性的な本なので、一気に読んでしまった記憶があります。
ただ、GRITというのは人生において『運』と同じか、それ以上に重要なことなのではないかと思いました。
ともあれ、「これから~を続けていこう!」と考えている方には、『実践版GRIT(グリット)やり抜く力を手に入れる』を読んでみることをおすすめします。
また、「これから~を続けていかなければならない…」とネガティブに捉えている方にとっても、読むと人生が変わる本になるかもしれません。
ここからはひとりごとですが、「これから~を続けていかなければならない…」ということが目の前にあったとしたら、わたしはそれをやりません。
(どうしてもやらざるを得なければ別ですがw)
なぜなら、自発的に「やりたい!」と思うことでなければ、結局のところ継続し続けること(やり抜くこと)は難しいと考えているからです。
以上、「『実践版GRITやり抜く力を手に入れる』を読んだ感想」でした。
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