放置していたノートPC用のリチウムイオン電池が復活しました

こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。

この記事を読んでいるということは、あなたも「長期間使っていなかったリチウムイオン電池が、使えなくなって困っている状況」ではないでしょうか?

かなり普及しているリチウムイオン電池ですが、「リチウムイオン電池が長いあいだ使用せずに放置しておくと使えなくなる」ということは知らない人も多いのではないかと思います。

そうなんです。長い間使っていないリチウムイオン電池はそのうち使えなくなります。

ただ、放置していて使用できない状態になっているリチウムイオン電池は「使えるようになることもある」んです!

なぜそう断言できるかというと、私が2年間ほど放置していたノートPCのリチウムイオンバッテリーが目の前で復活したからです。

あきらめかけていて、かなり嬉しかったため、備忘録として書いていきます。

※実際に試すことをオススメするものではありません(理由は本文にて)


この記事を読むことで、以下のことがわかります。

  • 使用できなくても「接続しておく」とリチウムイオン電池は復活することがある
  • 安全面に配慮して「あえてロックをかけている状態」だったらしい

放置していたノートPC用のリチウムイオン電池が復活しました

使用できなくても「接続しておく」とリチウムイオン電池は復活することがある

新品のままバッテリーを2年間放置していました

まずは「どんな経緯でバッテリーが使えなくなっていたか」について状況説明をします。

わたしは2年ほど前にノートPCを購入しました。

その際に、「数年後にバッテリー(リチウムイオン電池)の交換が必要になったとき、このPCの生産が終了していたら専用のバッテリーも買えなくなるかもしれない」と思い、ノートPCを購入してすぐに予備のバッテリー買っておきました。

当時は「これで最低でも5年以上はノートPCを使える!」と思っていましたが、先日に悲劇が。

ついにノートPCについてきたバッテリーが切れたので、「新しいバッテリーに交換しよう!」と意気揚々と新品のバッテリーをノートPCに差すと、画面上では「100%充電完了」と表示されているものの、コンセントからアダプターをはずすとPCが落ちるんです。

※画面上に表示されるバッテリーの状況は端末によって異なるかもしれません

つまり、新品であるはずのバッテリーがバッテリーとして機能していませんでした…

メーカーに問い合わせるも「再度購入するしかない」とのこと

リチウムイオン電池について知識がなかった私は「新品なのに使えないということは初期不良かな?」と思い、メーカーに問い合わせました。

「一度も使っていない」ことも伝えましたが、「新品であっても数年経過しているのであれば、再度購入するしかありません」という回答…。

つまり、一度も使わないまま放置しているとリチウムイオン電池は使えなくなることがあるということです。

でも、なんだかあきらめがつかない私は「なにか方法があるはずだ!」と調べてみることに…

機能していなくても「接続しておく」とそのうち復活することがある

いろいろと調べていると、どうやら「使えなくてもバッテリーをノートPCにつけたままにしておくと復活することがあるらしい」ことがわかってきました。

正直なところ半信半疑でしたが、それから数日のあいだ機能していないリチウムイオン電池をつけたままコンセントを差しっぱなしの状態でノートPCを使い続けました。

(数日間もそのまま使用していたので、必然的に10回ほどはノートPCの電源をONにしたり、OFFにしたりしたと思います)

そして先日、意を決してコンセントから電源を抜いてみると、なんと画面が消えません!

画面右下のバッテリーアイコンを確認すると「96%充電完了」の文字が表示されていました。

これらの実際に起きたできごとが、筆者が「リチウムイオン電池は復活することがある」としている根拠です。

仮にノートPCでなくとも、リチウムイオン電池を使用している家電(デジカメなど)では同じことが言えるでしょう。

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安全面に配慮して「あえてロックをかけている状態」だったらしい…

リチウムイオン電池は、正しい使い方をしなければ発火や爆発が起こりかねない製品なので、企業側は安全面に配慮しています。

そのため、リチウムイオン電池の過放電と呼ばれる現象(今回私が経験した『長期間使っていないリチウムイオン電池が使えなくなる現象』)は「実は保護回路によるニセの過放電」らしいんです。

ようするに「長期間放置されたバッテリーは開発者が意図したロックがかけられているような状態」になっています。

企業としては安全性を重視するのは当然ですから、おそらく念のため「長期間使っていないリチウムイオン電池には保護回路が働く仕組み」を導入しているんでしょうね。

つまり、筆者がこの方法を手放しにあなたにオススメできない理由は「絶対に安全だとは言い切れない」からです。

※使用して放電しきったバッテリーは復活することはなさそうです

あとがき

とかく、筆者としては新品のリチウムイオン電池が復活してくれてホントによかったです。

それでなくても、あまり性能が高くもない2年落ちのPCに追加で投じる資金などありませんからw

バッテリーだけでもそれなりにお金がかかってしまうため、私の性格上どうしても「それならその金額に上乗せして新品を買いたい!」となってしまうんですよね…

ともあれ、仮にこの方法を試してみる方は「自己責任」でおねがいします!

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。


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ABOUTこの記事をかいた人

ニックネーム:yatsuo(やつお) 雑記ブロガー。趣味はドライブと読書、インターネットです。 空いた時間は「おいしいたべもの」「良い雑貨品」「おしゃれなファッション」を求めて日々、リサーチしてます。最新家電にも目がありません。