こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、売らない店舗の “ベータ(b8ta)” をご存知ですか?
米国発のおもしろいサブスクサービスなので、今回は “ベータ(b8ta)” についてご紹介していきます。
※この記事は、およそ1分で読むことができます
売らない店舗で顧客データを集める “ベータ” のメリット
ベータ(b8ta)とは
ベータは、米国(サンフランシスコ)発の “体験型ストア” です。
店舗には、メーカーがアピールしたい商品が数多くあり、”売ることを目的としない” 接客スタッフが配置されています。
店舗のスタッフは、”出店している企業から直接レクチャーを受けている” ため、商品に対する知識が豊富です。
商品のことを詳しく教えてくれるスタッフが配置されているのは、情報発信をしている筆者としても助かります。
ベータのメリット・デメリット
ベータのメリットは、”自社店舗を持たずに顧客との接点を増やすことができるうえ、リアルな顧客データも収集できる” ため、企業にとっては利用価値の高いサブスクであり、消費者にとっても新たな商品を知る機会が増えることです。
また、ベータのデメリットは、以下の2つではないでしょうか。
- データをとられたくない人もいそう
- 人気の商品は、試すまでの待ち時間が長くなる可能性がある
データをとられたくないなら、ベータを利用しなければいいとはいえ「どうしても試したいものがあるけど、データはとられたくない!」という人も、なかにはいそうです。
そして、設置された商品が人気となり、話題性が高まったときは、やはり ”試すまでの待ち時間が長くなっていく” ことが考えられます。
あとがき
花王の “バイオミメシス ヴェール” は、百貨店の化粧品売り場で女性をターゲットに販売している商品ですが、ベータの店舗に設置してみると 意外なことに “バイオミメシス ヴェールに興味を示した人の、およそ2割が男性” でした。
花王の例のように、企業サイドは “ベータの店舗内で、実際に顧客がどう動いたか?” という生の情報をもとに販売戦略を練ることができるため、ニーズを捉える手段として活用する企業が増えそうです。
※ベータ(b8ta)の店舗情報など、詳細についてはこちら↓
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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