こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、『ダイナミックプライシング』の仕組みをご存じですか?
ひとことで言えば、「サービスや商品の “需要” に応じて、価格を変動させる仕組み」です。
今回は、そんなダイナミックプライシングのメリット・デメリットを解説していきます。
※この記事は、およそ2分で読めます
「ダイナミックプライシング」のメリット・デメリット
「ダイナミックプライシング」のメリット
わかりやすい例として、航空券の料金や、ホテルに宿泊する際の料金などが『ダイナミックプライシング(変動料金制)』にあたります。
そんなダイナミックプライシングの主なメリットは、以下のとおり。
ダイナミックプライシングの導入による消費者のメリット3つ
- 閑散期に安くサービスを利用することができる
- 混雑が緩和され、サービスを利用するうえでのストレスが減る
- フードロス対策に貢献できる(賞味期限が近いものを安く買える)
ダイナミックプライシングの導入による企業側のメリット3つ
- 閑散期であっても、遊休期間が発生しにくくなる
- 客数のコントロールができる
- 賞味期限が近い商品の値を下げ、廃棄物を減らせる
なお、近年はAIを用いることにより、最適な価格・タイミングで料金を変動させることもできます。
「ダイナミックプライシング」のデメリット
ダイナミックプライシングの導入による消費者のデメリット
ダイナミックプライシングが導入されると、繁忙期には、販売価格が上がってしまいます。
そのため、『(繁忙期は)高額でも購入せざるを得なくなる』というのがデメリットです。
ダイナミックプライシングの導入による企業側のデメリット
ダイナミックプライシングを導入するには、販売価格の変更に伴うコスト(あるいはAIなどのシステムを運用するコスト)がかかります。
また、うまく価格を変動させなければ、消費者の買い控えの原因にもなりかねません。
あとがき
先日、鴨頭さんのVoicyを聴き、「航空会社ではダイナミックプライシングを採用しているのに、鉄道会社がすぐに採用できないのは不公平だな~」と感じました。↓
▶気が付かなくてやれない人。気が付いても出来ない組織になるな‼️ | YouTube講演家 #鴨頭嘉人の朝礼 #鴨頭嘉人 #鴨頭「#鴨頭嘉人の朝礼」/ Voicy – 音声プラットフォーム
日本は、手続きに時間がかかるのがしんどすぎます…
たとえば、(決して働いている人が悪いわけではないのですが)市役所での手続きは、ネット上でサクッと完結させるほうがいいのではないでしょうか。
昔ながらのやり方もいいけれど、そろそろ切り替えていかないと、ますます世界のスピードについていけなくなりそうです。
話がそれてしまいましたが、『ダイナミックプライシング』についても、いま検討すべき企業は山ほどあるはずです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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