こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、「無意識」を利用していますか?
この質問に対して、「え?どういうこと?」と感じたあなたは、ぜひとも今後は無意識を利用したほうがいいです。
そこで今回は、「無意識を利用しよう!」をテーマに書いていきます。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 無意識が、「1日の行動の9割」を決めている!
- 食器を減らしたり、子ども用の茶碗を使うと、意識せずに健康になれる
- リビングで勉強するなら、「すぐに始められる」環境づくりが重要
- コーヒーでなくても、スイッチにすることができる
無意識を利用すると、健康になれる?【食器の数を減らそう】
無意識が、「1日の行動の9割」を決めている!
あなたは、昨日とった行動の理由を、すべて説明できるでしょうか?
…それは不可能です。
なぜなら、人間は「1日の行動の9割」を「無意識」に決定しているからです。
自分ですら行動の理由が言語化できないことも多いですが、バイアス(思い込み)によって決められていることもあります。
たとえば、仕事で指示を出すときには、「過去にこうしたら成功したから、こうしよう!」と、瞬時に判断しているようなことです。
必ずしも「過去と同じように成功するとは限らない」にも関わらず、瞬時に判断してしまうんです。
(人によって、バイアスで判断が変わるのは、なんだかすごいことですよね…)
人間は、なにか選択するときに、すべてに対して「有意識」で選ぶと、とても疲れてしまいます。
そのため、無意識が判断しているんです。
つまり、無意識をコントロールできるようになれば、有意識でアレコレ判断するよりも、圧倒的に捗るというわけです。
「でも、無意識ってコントロールできるの?」という質問が挙がるはずなので、3つの例を解説していきます。
①食器を減らしたり、子ども用の茶碗を使うと、意識せずに健康になれる
「健康になりたい!」「ダイエットを成功させたい!」と考えていても、なかなか実現できません。
なぜなら、人間の無意識は水が上から下に流れるごとく、いつも「ラクなほう」に引っ張られているからです。
ツラいことは、無意識で拒絶してしまうんです…
「ラクなほうに引っ張られる無意識」を制御するためには、環境を整える必要があります。
ダイエットが失敗してしまう要因(環境)として、「食器」を例に考えてみましょう。
原始時代から、人間は「なるべくカロリーを溜め込もう!」とする生物なので、食器が多かったり、食器が大きなサイズだったりすると、ついつい食べ物を食器いっぱいに入れてしまう傾向にあります。
なので、食器の数を減らしたり、あえて子ども用の食器をつかえば、無意識をコントロールしてダイエットが成功に向かっていくはずです。
②リビングで勉強するなら、「すぐに始められる」環境づくりが重要
近ごろは、リビングで勉強する人が増えているといいます。
筆者も学生時代には、気分転換にリビングで勉強することがありましたね…
そんなリビングでの学習も、環境を整えて無意識をうまく使えている人と、そうでない人には、差があるはずです。
それは、「すぐ勉強にとりかかれるかどうか」という部分になります。
なにか台のようなものに勉強道具を置いておき、スライドすればすぐに使える状況にしたり、場合によってはリビングに専用の机を設置してしまってもいいでしょう。
すぐに作業をスタートできないと、「アレをここに持ってきて…」など、無駄にウィルパワー※を消耗してしまい、いざ勉強をはじめても集中力が続かなくなりがちです。
※「ウィルパワー」については、こちらの記事で触れています↓
③コーヒーでなくても、スイッチにすることができる
「モーニングコーヒーを飲んで、脳を覚醒させる!」といって、コーヒーを飲んでから仕事をする人がいます。
しかし、よく考えてみてください。
コーヒーを飲んでも、すぐに効果がでるわけがありません。
カラダにコーヒーの効果がでてくるまでには時間がかかるため、単純にコーヒーのにおいや味が、「仕事をするスイッチになっている」と考えられます。
つまり、「コーヒーを飲んだら、脳が覚醒する」という、バイアス(思い込み)がかかっているといえます。
あなた自身にバイアスをかけさえすれば、「この香水をかけたら、目が覚める」「ガムを噛んだら、目が覚める」ということを「仕事をするスイッチ」にすることもできてしまうんです。
(やる気スイッチみたいなものですね…やる気スイッチは探すものではなく、自分でつくるものなんです)
もしも、なにかの理由で「コーヒーをやめたい!」と考えているのであれば、徐々に「目覚めのスイッチ」を他のことにシフトしてみるといいかもしれません。
あとがき
無意識をコントロールするためには、「環境を整えることが重要」ということを述べてきました。
私は2020年からブログ記事の毎日更新をしていますが、継続のコツは、やはり「無意識のコントロール」にあると考えています。
最初の1年くらいは、有意識で「毎日書こう!」という意気込みで書いていましたが、2年目からは無意識に「当然のように」書いてきました。
この有意識と無意識の差は大きく、有意識で書いているときは、「毎日更新するのは、ちょっとツラいな~」と感じることもありましたが、無意識に書けるようになってからは、ツラさはほとんどなくなりました。
ブログ運営は、あくまでも趣味の領域なのに、当然のように「書かなきゃ!」と考えるのが普通になったわけです。
※自分自身がワクワクしながら「やらなきゃ!」と考えているため、「やらされ感」のようなものは一切ありません
筆者のなかでは、ブログを書くことは「もうこんな時間だから、寝なきゃ!」と同じくらいの感覚になっています。
ちなみに、ブログ記事の執筆は、2年目以降になると、ますます楽しくなってきます。
向いていることや、好みは人それぞれなので、感じ方は人によってちがうかもしれませんが、私は楽しくやれていますw
※記事を執筆する環境については、こちらの記事に書いているので、興味があれば読んでみてください↓
なお、本文中に例として挙げた「過去にこうしたから、こうしよう!」というバイアスは、あなた自身がバイアス(思い込み)にとらわれていることを理解していれば、「いや、待てよ…でも過去と今では状況がちがうから…」と、冷静に判断することができます。
ただ、無意識で判断してしまうクセを制御するには時間がかかるかもしれません…
手ごわい相手だけど、味方につけると、人生が好転するといっても過言ではないのが「無意識」なんです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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