PCの寿命を縮めないのはスリープとシャットダウンどちらか?

こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。

今日は、めずらしく10時台に起きてTwitterのタイムラインを眺めていました。

すると、「PCが古くて起動するのが遅いから、毎回スリープを使っている方もいるとか…」というツイートを見て、私のPCも古いので「その気持ちわかるわ~」と思いました。

しかしそう思ったのと同時に、「でもPCの寿命が縮みそうな気もするな~」という直感がはたらき、気になって仕方がないのでPCの寿命を縮めないのはスリープとシャットダウンどちらなのかについて調査しました。

調査結果に基づき、わたしが出したこたえは以下のとおり。

  • 90分以上PCを利用しないときはシャットダウンする
  • 90分以内にPCを利用するときはスリープモードにする

わたしは、かなりの割合で90分以内に作業を再開しないにも関わらずスリープモードにしていました…

知らず知らずのうちにPCを痛めつけていたことになりますね。

ではなぜ、スリープとシャットダウンを適切に使い分けるとPCの寿命が長くなる可能性があるのでしょうか。


この記事を読むことで、以下のことがわかります。

  • PCの寿命を縮めないためのスリープとシャットダウンの使い分け
  • なぜスリープとシャットダウンを使い分けるとPCの寿命に影響するのか

PCの寿命を縮めないのはスリープとシャットダウンどちらか?

PCの寿命を縮めないためのスリープとシャットダウンの使い分け

冒頭のおさらいとなりますが、PCの寿命を縮めないためには『90分以上PCを利用しないときはシャットダウン』『90分以内にPCを利用するときはスリープモード』を使うようにしましょう。

長時間PCを使わない場合は『シャットダウン』、短時間で作業に戻る場合は『スリープ』というった具合です。

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なぜスリープとシャットダウンを使い分けるとPCの寿命に影響するのか

なぜスリープとシャットダウンを使い分けるとPCの寿命に影響する可能性があるのでしょうか。

まずはPCが壊れる主な理由から見ていきましょう。

PCが壊れる主な理由

多くの家電と同じく、やはりPCの中に入っている『ハードディスク』も5年前後が寿命だと考えておくべきです。

※『ハードディスク』というのはPCのデータを保存しているところです

ようするに「5年くらいしたらデータが吹っ飛んでもおかしくない」ということです。

もちろん、すべてのPCに5年前後でハードディスクに不具合が起きるというわけではありません。

あくまでも5年前後というのは、ざっくりとした目安の話です。(ラッキーな場合、10年以上もつこともあります)

わたしも何度かPCを変えていますが、やはりPCが故障する主な理由はハードディスクの故障といっても過言ではないと思います。

ちなみに、他には『マザーボード』に故障原因があったことも。

PCへの負荷のかけ方がPCの寿命に影響する

PCへの負荷のかけ方によって寿命に影響を与える可能性があるようです。

では、どのようなときに負荷がかかっているのでしょうか。

普通に使っているだけでも負荷はかかりますが、ここではPCに無駄に負荷をかける主な原因について書いていきます。

なぜなら、普通に使っているとき+αで負荷をかけてしまうことがPCの寿命を縮ませるひとつの原因となり得るからです。

PCに無駄な負荷をかける主な原因には以下の2つがあります。

  1. 電源のオンオフを頻繁に繰り返す(無駄にハードディスクへの負担が大きい)
  2. 長時間スリープモードにしておく(常に通電しているため無駄な負荷となる)

ということは、やはり適切にスリープとシャットダウンを使い分けることが重要になりそうですよね。

そこで、冒頭でお伝えしたとおりPCを利用するタイミングが90分以上あとか90分以内かでスリープとシャットダウンを使い分ける方法にたどり着きました。

ちなみに『90分』という時間単位は、以前Microsoft社が「90分以内であれば低消費電力状態でスタンバイしているスリープのほうが節電になる」という見解を示していたようなので、その時間を持ってきました。

端的に『長時間使わないときはシャットダウン』『短時間で作業に戻るときはスリープ』でもOKなのですが、時間的には曖昧になってしまうためMicrosoft社の節電に関する見解を参考に90分としたわけです。

せっかくなら節電も意識しましょうw

ちなみに「寝るときなどにもスリープを多用していた」という方のなかには「保証期間の1年が過ぎた直後にPCが壊れてしまった」という方も。

もしもあなたが「長時間PCを使わないときスリープを多用している」のであれば、シャットダウンも使うようにしたほうが良さそうです。

あとがき

本記事ではスリープとシャットダウンの使い分けについてご紹介しました。

たしかにこれらの使い分けによってPCの寿命を縮めないことは大切だと思います。

しかし、さらに重要なことは日常的にデータのバックアップをとっておくことではないでしょうか。

なぜなら、最悪の場合5年も経たないうちにハードディスクが壊れてしまったり、マザーボードが壊れてしまったり、はたまた突然ノートPCを水没させてしまったりということも考えられるからです。

なので、「一般的には5年前後は使える」などという目安は気にせず、コンスタントに『クラウド』や『外付けハードディスク』『USB』などにデータをコピーしておくようにしましょう。↓

【Windows10】自動で1時間ごとにバックアップをとる方法

なお、こちらはブロガー向けの話にはなりますが、ワードプレスの一番簡単なバックアップのしかたについて書いた記事もあります。↓

WordPressのデータバックアップ方法【BackWPup手順】

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

以上、「PCの寿命を縮めないのはスリープとシャットダウンどちらか?」でした。


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ABOUTこの記事をかいた人

ニックネーム:yatsuo(やつお) 雑記ブロガー。趣味はドライブと読書、インターネットです。 空いた時間は「おいしいたべもの」「良い雑貨品」「おしゃれなファッション」を求めて日々、リサーチしてます。最新家電にも目がありません。