こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
以前『モーニングアタック』という朝目覚めるときにおこる鼻づまりについて書きました。
しかし、どうやら朝に限らず『寝るとき』に鼻づまりがおこってしまい、眠れないという方もいらっしゃるようです。
眠ることができなくなってしまう可能性があるので、朝よりも寝る前の鼻づまりのほうがよりしんどいですよね。
そこで今回は、布団に入って「さぁ寝よう!」というタイミングでおきてしまう『鼻づまりの解消法』と『考えられる原因』について調査しました。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 寝るときにおこる鼻づまりの解消法
- 寝るときにおこる鼻づまりの考えられる原因
- 市販の点鼻薬を常用するのはやめよう
なぜ寝るときだけ!?寝るときにおこる鼻づまりの解消法とは
寝るときにおこる鼻づまりの解消法
寝る時におこる鼻づまりに対しては、以下の解消法があります。
- 寝る前には飲酒をしない(アルコールには血管を広げる作用があるため鼻づまりの原因となる)
- 寝具を清潔に保つ(こちらを参照)
- 寝る向きを変える(左の鼻づまりには右側、右の鼻づまりには左側を下にする)
- 首・手首・足首をあたためる
- 濡らしたタオルをレンジで適温(気持ちが良いと感じるくらい)にあたためたものを鼻の付け根にあてる
- 子供であれば市販の鼻水取りを使用して鼻水をとってあげる
- 湿度をあげる(適正湿度は40~60%)
- ハッカ油やメンソールを使う(こちらを参照)
基本的には鼻づまりによって夜眠れなくなってしまうと翌日に悪影響を与えてしまったり、睡眠時無呼吸症候群により命の危険にさらされてしまうことにもなりかねません。
そのため、まずは耳鼻科を受診するようにしましょう。
なお、睡眠不足になると事故率がグンとあがってしまいますので、あなたが「重症だなぁ」と感じているのであればなおさら、はやめに耳鼻科を受診しましょう。
また、『睡眠時無呼吸症候群』に関しては、『本人がまったく自覚していない場合もある』ため注意が必要です。
「最近、日中ボーッとすることが多いな」と感じた段階で、念のため耳鼻科に行ってみるのもいいかもしれません。
なお、睡眠時無呼吸症候群については、こちらの記事に詳しく書いています。↓
寝るときにおこる鼻づまりの考えられる原因
副交感神経の活性化
朝の『モーニングアタック』は、交感神経が活性化することが原因でおきますが、その反対に寝るときには副交感神経が活性化し『鼻の粘膜が腫れる』ことが原因で鼻づまりが発生するようです。
日中は、バリバリ働くために『戦闘モード』といもいえる『交換神経』が優位になりますが、寝るときには『休息モード』の『副交感神経』が優位になります。
ようするに、朝におこる『モーニングアタック』も、夜におこる『寝るときの鼻づまり』も交感神経と副交感神経の切り替えのときに起きやすい現象なんです。
ただ、仮に『息ができなくなるほどの鼻づまり』が起きているのであれば、それは単に『交換神経と副交感神経の切り替えによるもの』だというわけにはいかないようです。
その他の原因
ハウスダスト
布団の中にはダニのフンや死骸が多い傾向にあります。
こまめに布団を洗濯して日光にあてましょう。
布団の正しい干し方については、こちらの記事に書いてあります。↓
最近の掃除機には布団用のアタッチメントがついていたりするので、布団全体に掃除機をかけてダニの死骸やフンなどのハウスダストをなるべく取り除くことが重要となります。
蓄膿症や鼻炎
そもそも蓄膿症だったり、鼻炎だったりすると夜だけでなく日常的に鼻づまりがおきます。
その延長で寝るときもしんどいということもあるのではないでしょうか。
市販の点鼻薬を常用するのはやめよう
市販の点鼻薬を常用するようになってしまうと、薬が徐々に効かなくなってしまいます。
また、依存症や薬物性鼻炎に発展する可能性すらあるんです。
一時的には鼻のとおりを良くしてくれて便利ですが、あくまで応急処置として短期間の使用にとどめておきましょう。
あなたが既に市販薬を手放せなくなるほど常用してしまっているのであれば、すぐに耳鼻科を受診することをおすすめします。
あとがき
今回交感神経と副交感神経が切り替わるときは、鼻まわりのトラブルが多いことをあらためて痛感しました。
症状がひどい場合は耳鼻科を受診するのが一番なのですが、症状が軽い場合は、まずは今回ご紹介した解消法を試してみるのもアリだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
以上、「なぜ寝るときだけ!?寝るときにおこる鼻づまりの解消法とは」でした。
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