こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
今回は、小学校1年生のときに教わっていたけれど、大人になってようやくわかったことについて書いていきます。
それは、「スタートダッシュの重要性」です。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 人生や仕事に対するメンタリティー(筆者のスタンス)
スタートダッシュの重要性
さりげなく「走れコウタロー」の歌を口ずさんでくれた先生
わたしが小学校1年生のとき、担任のホンジョウ先生は「スタートダッシュで出遅れる~♪どこまで行っても離される~♪」と、私たち生徒の前で毎日のように歌っていました。(この部分だけを反復して)
いま、先生が歌をうたうことで私たちに伝えたかったことがようやく理解できた私は、「実は授業よりもよっぽど重要なことを教えてくれていたんだ…」という “ありがたさ” を感じ、泣きそうになります。
当時のクラスメイトのなかには、歌の意味をはやい段階で理解し、行動に移していた人もいることでしょう。
そして、「はやい段階で真にあの歌の意味を理解できた人はきっと、成功している確率は高いだろうな~」と予想できます。
しかし、私のように大の大人になってから気づいたからこそ、よけいにありがたく感じるのかもしれません。
今となっては、先生が歌っていた「走れコウタロー」は、私にとってかなり重要で、常に念頭においておきたい考え方になっています。
「バッファローと嵐」の話
仮に「イヤな仕事」や「後回しにしたい仕事」があったら、あなたならどうしますか?
私が「スタートダッシュの重要性」のことを、強く意識しはじめたのは、ある方から「バッファローと嵐」の話を聞いてからなんです。
アメリカに多く生息しているバッファローは、嵐が発生したら、嵐の方向に突っ込んでいきます。
想像してみてください。
嵐に突っ込んでいくバッファローと、嵐から逃げる動物の姿を…
そうなんです。
実は、嵐に突っ込んでいくバッファローのほうが、嵐からダメージを受ける時間が短いんです。
反対に、嵐から逃げている動物たちは、嵐が迫る恐怖を感じる時間が長くなり、嵐に巻き込まれる時間も長くなります。
状況にもよるとは思いますが、私は「明らかにバッファローのほうがかしこい」と思うんです。
ある程度、人生経験を積むと「走れコウタロー」の歌詞「スタートダッシュで出遅れる~♪どこまで行っても離される~♪」でもピンときますが、「後回しにしたい仕事」を「バッファローと嵐」に置き換えて考えてみると、だれにとっても「スタートダッシュ」が重要なことがわかりやすいのではないでしょうか。
「走れコウタロー」と「バッファローと嵐」の話を知ってからは、私は「やらなければならないのは明らかだけど、後回しにしたい」という「仕事」や「学び」があるとき、基本的には「よし、いま終わらせよう!」と考えて行動するようにしています。
仕事は最初の数日で、ほとんど終わらせてしまったほうがいい
私が「よし、いま終わらせよう!」と考え、すぐに行動できるようになった決定的な出来事がもうひとつあります。
それは、元Microsoftの中島聡さん著「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」を読んだことです。
この本には、たとえば納期までに10日あれば、最初の2日間でほとんどの仕事を終わらせて、あとの8日間は「ゆっくりと、成果物のブラッシュアップをする時間にあてる」という中島聡さんの仕事の流儀が書かれていました。
すこぶる成果をあげている方なので、説得力がバツグンでシビれましたw
あとがき
だれもが、「後にまわしたいな~」と思ってしまうことを、あなたは先に終わらせてしまいましょう!
(勉強でも、仕事でも、どんなことにも当てはまることだと思います)
このスタンスを身につけると、少しずつまわり人と差が生まれていき、「どこまでいっても追いつけない人」になれるはずです。
ちなみに、元Microsoftの中島聡さんは、前述の10日間のうち最初の2日は「どれだけ冷たい奴だと思われても人とコミュニケーションを一切とらないくらいの覚悟が必要」というようなことを書かれていました。
人によってはヘソを曲げてしまうこともあるかもしれませんが、ほとんどの場合はあとでフォローすれば、経験上は大きく人間関係が壊れることはないそうです。
つまり、それほど「スタートダッシュは重要」ということになります。
ともあれ、小学1年生のとき、子供ながらに「なにか引っかかる歌だな~」と強く印象に残っていましたが、まさかここまでの意味を持っていようとは…ホンジョウ先生、恐れ入りました。
いまとなっては「あのとき、もっとズバッと伝えてほしかったな~」と思う反面、「当時の私にズバッと言われても絶対に理解できなかった…」とも思います笑。
きっと、大人になってから思い出すように計算され、歌で優しく伝えてくれていたんでしょうね。
ホンジョウ先生、ありがとうございます。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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