こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、浴室から脱衣所に出る際に「寒い!」と感じたことはありませんか?
私は冬にシャワーだけ浴びたとき、脱衣所に出ると肌寒く感じます。
実はこのような『温度差』が、ヒートショックにつながるため注意が必要なんです。
年間で4,900人の高齢者が入浴中に死亡しています。
4,900人のうち、ヒートショックで亡くなった人がどれほどの数にのぼるのかは不明なものの、有識者のなかでは「ヒートショックが関係するケースが多くある」と考えられているようです。
漫画家の内海涼流さんも、20代前半でヒートショックを経験。失神して5分近く気を失ったといいます。↓
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— 内海涼流 (@suzuru_3) November 30, 2020
内海さんのように若い人でもヒートショックが原因で転倒するなど、危険な経験をするケースが増えつつあるようです。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- ヒートショックとは
- 入浴時のヒートショック対策
- 入浴時だけではない!ヒートショックのリスク
高齢者だけでなく若い人も注意!『ヒートショック』とは
ヒートショックとは
ヒートショックは、急激な温度変化により血圧が上下することで発生します。
とくに冬場の入浴時は注意が必要です。
※高齢者が入浴時に亡くなるケースの多くは冬に発生しています
あたたかい場所から寒いところへ移動するときや、熱いお湯から出たり入ったりするときが危険なんです。
では、ヒートショックにならないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?
入浴時のヒートショック対策
入浴時のヒートショック対策は、主に以下の7つです。
- 入浴前に温水のシャワーで浴室をあたためておく
- 入浴前に脱衣所をあたためておく
- お湯の温度は41度以下にする
- 浴槽につかる時間は10分までを目安にする
- 浴槽から急に立ち上がらない
- 食事や薬を飲んだ直後に入浴しない
- 同居人に「これからお風呂に入る」ことを知らせてから入浴する
これだけの対策をしていれば、ヒートショックが起きる確率は下がるはずです。
しかし、リスクがゼロになるわけではありません。
ヒートショックが発生した際は早急に救助をおこなう必要があるため、⑦のように「同居人に声かけしてからお風呂に入る」ことを習慣にしておきましょう。
入浴時だけではない!ヒートショックのリスク
ヒートショックと聞くと、冒頭で述べているように『入浴時』のイメージがあると思います。
しかし、いまは例年とは環境が異なります。
新型コロナの感染対策で、冬でも部屋の空気を入れ換えなければならないからです。
感染対策としては、基本的に1時間に1回、5分の換気が推奨されています。
仮に推奨される換気方法を実践するとなると、1時間に1回はヒートショックの危険があるということになってしまうんです。
そのため、窓を開けるときは「なるべく温度差をなくすように室温を調節することが重要」になります。
室内の温度差をなくす方法はおもに以下の3つです。
- 窓を全開にせず、半開き程度にする
- 窓を開けるときには、暖房の温度をあげる
- 2段階換気をする(人がいない部屋や廊下の窓を開け、人がいる部屋のドアを開けて換気するなど)
あとがき
漫画家の内海涼流さんは、ヒートショックで失神したとき『死』を覚悟したといいます。
身体が硬直しているうえに意思疎通もできなかったからです。
そのため、「意思疎通ができるときにしておくことが重要だな~」と思いました。
つまり個人的には上記『入浴時のヒートショック対策』の⑦『同居人に「これからお風呂に入る」ことを知らせてから入浴する』がかなり重要ではないかと。
あまり注目されなさそうな対策ですが、ヒートショックが起きてしまった後は自分では何もできません。
同居人がいるのであれば、その人に助けてもらうしかないということになるため、これは是非とも習慣化しておきたいところですね。
もちろん、ほかの対策も重要なことは言うまでもありませんがw
なお、以下のサイトではヒートショック予報を見ることができます。↓
常に対策しておくに越したことはありませんが、リスクの目安として確認しておくのもいいかもしれません。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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