こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、缶コーヒーを飲んでいますか?
「気合いが入るから」「眠気覚ましに」などの理由でほぼ毎日飲んでいる方も多いのではないでしょうか?
私は基本的に飲みません。
なぜなら、ざっくりとした知識ではありましたが、昔から甘い缶コーヒーには非常に多くの砂糖が入っていて、体に悪いことを知っていたからです。
しかし、「どの程度の砂糖が入っているのか」「多量の砂糖意外に飲むべきではない理由があるのか」など詳しいことはまったく知らないことに気がつきました。
そこで今回は、缶コーヒーがどの程度わたしたちの健康に害があるかを調査しました。
ちなみに、健康な人が適量飲む分には体に良いとされるコーヒーですが、無糖の缶コーヒーであっても、いれたコーヒーに比べると健康効果は低いんです。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 缶コーヒーが健康によくない主な理由
- 自動販売機がこんなに多いのは日本だけ
- 本来健康に良いコーヒー
- それでも缶コーヒーが飲みたい場合は…
缶コーヒーはどれくらい健康によくないか【自販機多い日本】
缶コーヒーが健康によくない主な理由
缶コーヒーが健康によくない主な理由は、以下のとおりです。
- 砂糖のかたまりが溶けた液体(コーヒーとは別物)
- 人間の体が予想しない量の砂糖が入っている
- 血糖値が高い状態が肥満をつくる
- 缶コーヒーを1本飲めば糖尿病のない健康な人でも30分後には血糖値が140ほどまで急上昇する『血糖値スパイク』が起きる
- 『血糖値スパイク』により急上昇した血糖値は、急激に下がる
- 『血糖値スパイク』によって血糖値が急上昇した感覚が忘れられず糖質中毒になってしまう
くわしくは『医者が教える食事術 最強の教科書』牧田善二著を読んでみてください。↓
なお、甘めのコーヒーにはおよそ2~11個分の角砂糖が含まれています。
角砂糖1個あたり3~4gの糖質です。
WHOは1日の砂糖摂取量の目安を25gとしているので、仮に角砂糖11個分の缶コーヒーを1本飲んでしまうと、およそ33~44gと余裕で1日の砂糖摂取量をオーバーしてしまいます。
もちろん、缶コーヒーだけではなくすべての飲料にいえることなので、常に注意しておきたいところですね。
ちなみに、成分表示や原材料には『砂糖』や『糖質』とは書かれていない場合があることを覚えておきましょう。
そういった場合は、たいてい『炭水化物』として書かれています。
自動販売機がこんなに多いのは日本だけ
すぐに缶コーヒーを飲めてしまう手軽さが日本にはあります。
それが自動販売機です。
以前私が勤めていた会社にもガンガン設置されていました。
もはや、缶コーヒーは国内であればどこでも購入できてしまうといっても過言ではありません。
これではさすがに、甘めの缶コーヒーに手が伸びてしまう確率が高まってしまいます。
ちなみに、海外では自動販売機自体が日本ほど普及していないため、お店でいれたコーヒーを飲むことのほうがはるかに多いと思います。
本来健康に良いコーヒー
さきほど、海外ではお店でいれたコーヒーを飲むことの方が多いと述べましたが、いれたコーヒーであれば、缶コーヒーとは正反対に『かなり健康に良い』んです。
なぜなら抗酸化物質があるからです。
缶コーヒーにも多少は抗酸化物質の効力が残っているかもしれませんが、抽出直後のコーヒーと比べるとかなりの差があるようです。
なお、抗酸化物質ってなに?という方は、こちらの記事を読んでみてください。
それでも缶コーヒーが飲みたい場合は…
ここまでの情報を頭に入れたうえで、それでも「缶コーヒーが飲みたい!」というのであれば、それもアリだと思います。
というのも、ここまで私が述べてきたのはあくまで「多くの缶コーヒーは体に悪い」ということであって、すべての缶コーヒーがめちゃくちゃ体に悪いというわけではないからです。
わたしが知り得るかぎり、ブラック無糖の缶コーヒーであれば健康を大きく損なうことはないと考えています。
無糖なのであたりまえといえばあたりまえですが、念のため無糖であっても何が入っているか確認しておきましょう。
なお、微糖の缶コーヒーは含まれている砂糖の量としてはグレー(ものによる)ですが、人工甘味料が入っているものが多いため、個人的にはおすすめはしません。
私がなぜ人工甘味料にあまり良い印象がないのかというと、人類にとって『新しいもの』だと感じるからです。
わたしのなかでは『最高の体調』という本を読んで『新しいもの』はなるべく摂取しないようにしようという結論にいたりました。
ようするに新しすぎて安全性が不明なものは、危ないかもしれないということです。
なお、こちらに『最高の体調』を読んだ感想を書いています。↓
ただし、いまのところ人工甘味料によってがんのリスクがあがることはなさそうです。
1日に飲む糖分入り飲料が100 mL増えると、がんリスクが18%上昇することがわかった。
がんリスクの上昇は果汁100%ジュースにもみられたが、人工甘味飲料においてはみられなかった。
あとがき
なぜ、これほど健康に害がある商品が多く存在する缶コーヒーが人気になり、そこらじゅうで購入できる環境が整ってしまったのでしょうか?
それは、テレビCMの影響が大きいと考えられます。
テレビというのはCMの広告費で成り立っているという事情があるためです。
そして調査していくなかで、清涼飲料水のメーカーは、前述の『血糖値スパイク』が起きることを計算づくで販売しているということも目にしました。
だとすると、かなりかしこい戦略ですね。
ともあれ、仮にあなたが「気合いを入れるぞ!」と缶コーヒーを毎日飲んでしまっているのであれば、その缶コーヒーの成分をよく確認しましょう。
WHOは1日の砂糖摂取量の目安を25gとしています。
1日の食事などから砂糖摂取量を考えて、砂糖摂取量をオーバーしていそうであれば購入する飲料を変えることをおすすめします。
ちなみにブラック無糖以外の缶コーヒーなら、食事などを含めると2本も飲めば余裕で1日の砂糖摂取量は超えてしまうでしょう。
普段の食事からもかなりの量の糖分が摂取されることを考慮したうえで、飲料(缶コーヒーやジュースなど)を選ぶことが重要なんですね!
コーヒーをいれて飲む場合も、なるべくシロップは入れないか少なめにしましょう。
以上、「缶コーヒーはどれくらい健康によくないか【自販機多い日本】」でした。
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