こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、なにか購入した際に説明書きを読んでいますか?
私はどんなものを購入しても、基本的には説明書きを読まずに使いはじめてしまっていました。
とくに一般的に普及しているものであれば、「だいたい使い方がわかるからいいや」とほぼ完全に説明をスルー。
これはもう、習慣というほかないですね。
しかし、NHKの『ガッテン!』という番組を見て、よく使うものでも、パッケージに記載されている『説明書き』や『説明書』を少しは読んでから使うようにしようと思いました。
なぜなら、説明書きを読まないで使うと自分が損したり、つらい目にあったりする可能性があることを知ったからです。
使い捨てマスクについても、説明書きを読まずに誤った使い方をしてしまうと大変なことになってしまいます。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 使い捨てマスクの表と裏を正しく見分ける方法
使い捨てマスクの表と裏を正しく見分ける方法【ガッテン!】
間違えている人が続出!マスクの表と裏を正しく見分ける方法とは?
マスクの表と裏をどうやって見分けているか街中でインタビューをした結果、間違った認識の人が続出したそうです。
これはやはり、多くの方が説明書きを読んでいない証拠だと思います。
とはいえ、わかりにくいのは事実です。
説明書きをよく読むと、同じメーカーであっても『※ゴムひもが付いている面を外側にしてください。』『※ゴムひもが付いている面を内側にしてください。』と、マスクの装着方法がちがうんです。
なお、番組で用意していたマスクでは、30種類中 耳ひもが付いている面が内側のものが19種類あり、その他11種については外側に耳ひもがついているものでした。
圧倒的にどちらが多いなどはないため、その都度説明書きを読む必要がありますね。
なぜマスクの装着方法に統一性がないかというと、各社マスクの気密性や密着度をあげるためにいろいろと独自の工夫をしているためなんです。
企業努力による統一性のなさなので、仕方がないんですね。
使い捨てマスクの表と裏を正しく装着しなければ、口元が蒸れ放題に!
番組スタッフが実験したところ、マスクの表と裏を逆に装着した場合、少し運動をするだけで『マスクが蒸れてしまい、息苦しくて仕方がない状態』になっていました。
ちなみに、説明書きどおりにマスクを装着すると、運動をしてもあまり息苦しさを感じなかったようです。
なぜマスクの表と裏を逆に装着すると蒸れるのか
なぜマスクの裏と表を逆に装着すると蒸れるのでしょうか?
その理由は、マスクをハサミで切るとわかりました。
マスクを切ると表の面と裏の面、そして真ん中にはさまっているシートの計3枚のシートで構成されていることがわかります。
『花粉・ウイルス99%カット』などとパッケージに書かれているのは、真ん中のシートの性能です。
そして、表と裏の2枚のシートにもそれぞれの役割があります。
表(外側)のシートには、飛沫(唾など)からマスク装着者を守るために、撥水性があります。
これはマスクとしての重要なポイントです。
裏(内側)のシートには、長時間マスクを装着することを考慮して快適性をもたらす工夫がされています。
つけ心地(肌ざわりや蒸れの防止など)を追求しているんですね。
マスクの表と裏を逆に使用すると効果は変わるのか
マスクの表と裏を間違えて装着しても、真ん中のシートによるフィルター効果は変わりません。
しかし、表(撥水性)と裏(肌ざわりや蒸れの防止など)のシートの効果が発揮できなくなります。
さらに新型コロナウイルスの影響で、暑いなかでもマスクをつけなければならない状況もあるため、熱中症になってしまう危険性が高まります。
必ず説明書きのとおりに装着して表と裏を正しく装着するようにしましょう。
あとがき
番組で説明されていたマスクメーカーの方は、「電車などでもよくマスクを逆につけている人を見かけるけれど、変な人だと思われてはいけないから声をかけられずにいる」と困り顔でした。
最近はさすがに気をつけていましたが、私も過去にはおそらく間違えてマスクをつけていたことも多かったと思います。
私たちが快適にマスクをつけられないだけでなく、マスクメーカーの方々による努力が報われないということもあるため、間違えずにマスクをつけたいと考えています。
なお、以前ほかの記事内でふれた『マスクの正しいつけ方』では筆者自身も誤った情報(ひもがついている面を外側にすることが全てのマスクにおいて正しいような書き方)を掲載してしまっていました。
誤情報を掲載してしまったことを、お詫び申し上げます。
※該当箇所は削除して対応させていただきました。
情報の取り扱いについて細心の注意をはらって参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
以上、「使い捨てマスクの表と裏を正しく見分ける方法【ガッテン!】」でした。
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