こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
今回は、テレビでもよく見かけるようになったフェイスシールドについて書いていきます。
私としては長いこと「フェイスシールドって効果が微妙そうだな~」と感じていましたが、どうやら直感は当たっていたようです。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- フェイスシールドは、新型コロナの感染予防には効果がうすい
- いまのところ新型コロナの感染予防にはマスクが最も有効
フェイスシールド、感染予防には効果がうすい
フェイスシールドは、新型コロナの感染予防には効果がうすい
マスクでなく、あえてフェイスシールドを使用する理由については主に以下2つが考えられます。
- マスクだと息苦しいため、代替品として使っている
- コミュニケーション上、口元が見えた方がいいと考えている
理由としては正しいように感じます。
しかし、マスクに比べてフェイスシールドが『新型コロナに対しての予防効果が低い』となると、どうでしょうか?
これまでは、そんな情報がなかったのでフェイスシールドを使っていても仕方がなかったかもしれません。
しかし、すでに実験の結果が出てしまっているんです。
なので、フェイスシールドを利用しているのであれば、できるだけはやくマスクに切り替えるべきではないでしょうか。
よけいなお節介かもしれませんが、仕事で現状フェイスシールドを採用しているのであればなおさら、今すぐにでもマスクに切り替えるべきではないかと思います。
なぜなら「フェイスシールドを使い続ければ、マスクよりも効果が低いことを知っているお客さんの信頼を失う可能性もゼロではない」と考えているからです。
いまのところ新型コロナの感染予防にはマスクが最も有効
フェイスシールドは、見た目のとおり顔の下あたりに空間があります。
そのため、その空間からふつうにエアロゾル(飛沫)が出ていってしまうんです。
※顔の横や後ろにもエアロゾル(飛沫)が出ていきます
ちなみに『フェイスシールドは装着者が発するウイルスブロックにはあまり役に立たない』ということは、フロリダ アトランティック大学の研究チームの論文により発表されています。
あとがき
フェイスシールドが新型コロナの感染予防には効果が薄いことをお伝えしました。
現状では「普通のマスクが最も感染予防に効果がある」ということができるでしょう。
しかし、マスクをしていても100%エアロゾル(飛沫)を防ぐことはできません。
そのため、マスクを着用していても、これまでどおり『3密を避ける』ことが重要だといえます。
なお、フロリダ アトランティック大学の研究チームによると『バルブ付きマスク』もフェイスシールド同様に効果が薄いということです。
理由はもちろん、バルブのところからエアロゾル(飛沫)が出てしまうからです。
普通のマスクは、たしかに息苦しいうえに熱中症になるリスクが高くなります。
しかし、いまは自分のことばかり考えてはいられない状況ではないでしょうか。
ちなみに、熱中症の危険性が高くならなければ『マスク+フェイスシールド』は最強な気がしています。
なぜなら、フェイスシールドは『会話している相手に直接飛沫をとばさない効果はある』からです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございます。
以上、「フェイスシールドは、新型コロナの感染予防には効果がうすい」でした。
関連記事
- マスク熱中症とは?【マスク熱中症の予防方法についても】
- 熱中症の主な症状と対応方法をまとめました【対策グッズも】
- 新型コロナウイルスには『家庭内感染の対策』をしましょう
- 新型コロナウイルスに感染したときの症状・経過・後遺症とは
- 新型コロナウイルスが物質に残存する期間はどのくらいなのか