こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
今回は「次世代の動力源か!?」と思われるPawerpasteについてのお話になります。
あなたは、「ノートPCなどのバッテリーとして使われているものは?」と聞かれたら、「リチウムイオン」と答えるのではないでしょうか。
そのとおりで、現在の最も普及している充電池はリチウムイオンだと思います。
現在、おもにリチウムイオン充電池が使われている大きな理由は、使い勝手が良いことなどを踏まえて「充電すると長く使えるから」だと考えられます。
しかし、そのリチウムイオン充電池にかわるかもしれないのが今回ご紹介するPawerpasteなんです。
Pawerpasteはリチウムイオン充電池の10倍のエネルギーを蓄えることができる素材だからです。
なお、PawerpasteはドイツのFraunhofor(フラウンホーファー)研究所が、先日に開発の成功を発表しました。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- Powerpasteは歯磨き粉状の素材で、同じ重量のリチウムイオン充電池の10倍のエネルギーを蓄えることができる素材
- 「自動車やバイクの動力源として使えるのでは?」という筆者の希望的妄想
リチウムイオンの10倍蓄える!FraunhoforがPawerpaste開発
Powerpasteってどんな素材?
Fraunhofer研究所の発表によると、同じ重量のリチウムイオン充電池の10倍のエネルギー密度で水素を蓄えることができ、圧力容器も不要となる素材だそうです。
私は研究者ではないため中身はよくわかりませんが、便利な素材であることは間違いないでしょう。
なぜなら、ペースト状の素材であるPowerpasteは「カートリッジ容器に入れることができる」からです。
ハミガキ粉のようなペースト状なので、どんな形状にも対応できます。
従来の充電式乾電池よりも10倍長持ちする充電式乾電池としても、ふつうに販売されそうです。
Pawerpasteの使い方を妄想
筆者が勝手に妄想するに、将来的にはこんな感じでPawerpasteを使っているのではないかと思います。
※ここからは、あくまで筆者の妄想です
自動車やバイクの動力源
電気自動車の動力源として使えそうですよね。
なんだかんだで現在はガソリン車がまだまだ多い状況ですが、Pawerpasteによって電気自動車の普及に拍車がかかりそうな気がします。
クルマに乗っているときに「あと〇時間以内にバッテリーを交換してください」などというメッセージがながれ、駐車場などにクルマを止めて車内でPawerpasteが入っている容器を交換するようなシステムをつくることができるのではないかと。
むしろ、走行中に発生するエネルギーを使って「次のバッテリーを自動で充電できる」ような気すらします。
Pawerpasteが「何回まで充電すると使えなくなるのか」にもよりますが、仮に何万回とか平気で使えるのであれば、「半永久的にクルマをはじめとする乗り物の動力を人の手では補給しなくてもいい」という夢が叶う日が来るのではないかと…
また、Pawerpasteはコンパクトなので現時点でバイクに最適そうです。
仮にPawerpasteのバッテリーが安く流通すれば、ロードバイクなどスポーツ用途の自転車は別として「ママチャリ」などは将来的に電動アシストつき以外なくなっていくのではないでしょうか。
あとがき
すこし筆者の妄想が過ぎたかもしれませんが、Pawerpasteまたはそれ以上の素材ができれば、今回語ったような「妄想が実現する日も来るのではないか?」と考えています。
人間が考えることは、だいたい人の手によって実現されてきた歴史がありますから。
ともあれ、Pawerpasteがリサイクルできるような素材で構成されていて、なおかつ各国に安く供給できれば「次世代の動力源」として普及する日も近いのではないでしょうか。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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