こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、たき火をしたことはありますか?
キャンプブームのいま、たき火を楽しむ人も増加傾向にあるようです。
私もキャンプでは、天気が悪くないかぎり必ずたき火をします。
たき火は「炎を見ているだけで癒される」ので大好きなんですよね~。
ただ、風が強いときは周囲に火の粉が飛んだりして危険なので控えますし、雨が降っているときは残念がりながらも焚火をあきらめます笑。
そんな感じで、最低限のマナーは守りつつ、たき火を楽しんでいるつもりです。
しかし一方では、残念なことに「たき逃げ」というマナーに反する行為をする人も増えてきています。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- 「たき逃げ」とは、「たき火をして、そのまま逃げる」こと
- 「たき逃げ」のリスクには廃材の焼け残り(釘・ネジ)や石割れによる怪我
- 意図しない「たき逃げ」を防ぐには「たき火台」を使用したほうがいい理由
たき逃げはやめましょう【焚火をして逃げる人が増加中です】
「たき逃げ」のリスクとは
「たき逃げ」というのは、「たき火をして、そのまま逃げる行為」を指します。
つまり、たき火しっぱなしでゴミを片付けずに放置していくということです。
「えっ今の学校って道徳の授業ないの?」と思ってしまいますが、どうやらいい大人が「たき逃げ」をするケースもあるといいます…
個人的には信じがたい行為ではありますが、たき逃げが発生してしまっているのは事実です。
家具の廃材などを燃やせば「釘」や「ネジ」などが残り、さらに地面の上で直にたき火をすれば周囲の石が鋭利なカタチに割れてしまいます。
たき逃げされたあと、その場所を通過する人がいれば、怪我をしてしまう可能性があることは言うまでもありません…
意図しない「たき逃げ」を防ぐためには「たき火台」を使いましょう!
たとえば夜にキャンプサイトでの撤収作業をおこなう場合は、意図せぬ「たき逃げ」のような恰好になってしまうことも考えられます。
周囲が暗くて見えにくいため、片付けが雑になりがちだからです。
意図しない「たき逃げ」を防ぐためには、「たき火台」を使用するのが無難だと思います。
たき火台を使用したほうがいい主な理由は、以下の3つです。
片付けやすくなる
たき火台を使うと、片付けるときは「たき火台を傾けてゴミ袋に入れるだけ」でも、だいぶ片付きます。
経験上、とくに薄暗い場所で撤収せざるを得ないときに焚き火台を使っていれば一気に片付けることができて、非常に助かるはずです。
もちろん、最後までしっかりと片付ける必要はありますが、焚き火台の上をサッと片付けるだけでも、まったく片付けないよりは断然良いと思います。
なぜなら、焚き火台の上を片付けると「釘」や「ネジ」の燃え残りは「ほとんど回収できる」からです。
石割れを防ぐことができる
前述の「石が割れて鋭利なカタチになる」ことを防ぐことができます。
これだけでも、「怪我のリスクを減らす効果がある」といえるのではないでしょうか。
直火禁止のキャンプ場が多い
そもそも、キャンプ場を使用するルールに「直火禁止」を挙げているキャンプ場は多いです。
もはや「たき火をするときに『たき火台』を使うのは暗黙の了解」のような雰囲気すら感じます。
直火禁止は、「キャンパーが怪我を負うリスクを減らすための対策」だと思うので、素晴らしいことではないでしょうか。
あとがき
筆者は、「マナーを守らないくらいなら、たき火をしないほうがいい」と思っています。
家具などの廃材に釘など燃えない物質がついている場合、片づけをせずに放置されると人間も動物も怪我を負う可能性があるからです。
オートキャンプ場であれば、車両のタイヤがパンクしてしまうこともあり得ます。
仮にキャンプ場で釘が放置されていると、夜にテントの設営をする場合は気づきにくく、とても危険なのは言うまでもありません。
「キャンプ場は管理されている施設だから」と、どうしても少し安心してしまうのは筆者だけではないはずです。
自然にふれて気分もよくなり、油断しがちになってしまうキャンプ場は「意外と怪我をしやすいのではないか?」と考えています。
実際に私も、キャンプ場に救急車が到着する場面を見たことがあるので、よけいにそう考えてしまうんです…
そんな場面に遭遇するたびに、「せっかく自然に癒されに来ているのに、かわいそうだな~」と思うと同時に「キャンプ場だからといって油断は禁物だな~」と強く感じます。
ちょっと話がそれてしまいましたが、リスクだけの問題ばかりでなく、単純にゴミがあれば気分も台無しになってしまうので、たき逃げはやめましょう。
「来た時よりも美しく」を合言葉に、マナーを守ってキャンプを楽しみたいものです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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