こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
2019年には、年間およそ15億着(一度も袖をとおしていない新品も含む)もの衣類が廃棄されています。
衣類を “大量につくり、大量に在庫が残ってしまい廃棄する” という悪循環については、そろそろ考える必要がありそうです。
※この記事は、およそ1分で読むことができます
激安!オフプライスストア【高級ブランドも】
高級ブランドの衣類を80%オフで提供する店舗も!
原宿に店舗がある “ラックラック” では、高級ブランドの商品も最大80%オフで販売しているんです!(筆者も、すでに行ってみたくなっています笑)
ラックラックは、”ラックラックの全店舗で販売する服を仮に廃棄した場合、CO2がどれだけ排出されるか” の数値を店内に表示。SDGsへの取り組みを全面的に打ち出しています。
高級ブランドの服が圧倒的に安く買えるうえSDGsにも貢献できるため、消費者にとってありがたい仕組みですよね。
なお、ラックラックのような “オフプライスストア” で販売されている服は “販売時期が過ぎた在庫” です(古着ではありません)
衣料廃棄がゼロの “完全受注型店舗” にも注目が集まりそう
衣料廃棄が起こり得ない “完全受注型店舗” にも注目が集まりそうです。
たとえば、”THE ME” では、完全受注型店舗なので衣料廃棄はありません。
店舗に用意されているサンプルを実際に着用して、店員さんと納得いくまで採寸を調整するスタイルです。
かなり細かく指定できる “セミオーダー” のような感じですかね。
※ポケットの形や裏地の色も選ぶことができます
通常、アパレルショップでは店が用意したサイズS・M・Lから、自分に合うサイズを選びますが、この方法では在庫を抱えやすく廃棄量が多くなりがちです…
SDGsの流れを考えると、完全受注型店舗が普及していきそうな気がします。
完全受注型店舗は、”服に対する顧客満足度とSDGsのバランス” が焦点になりそうです。
あとがき
DXがすすんでいる “THE ME” では、お客さんを採寸すると同時に、型紙がつくられます。
その型紙が工場に送られ、工場側はその型紙どおりにつくればいい(本来工場で型紙がつくられます)ので、手間やコストカットにつながるわけです。
各企業の取り組むDXが、実を結びはじめていますね…
ともあれ、SDGsに良い影響を与えることは間違いないので、”完全受注型店舗” は増えていきそうです。
競合店が増えて買いやすい価格になれば、一気に浸透していくのではないでしょうか。
ただ、筆者は “服の歴史” も好きなので、しばらくは古着を購入してSDGsに貢献しようと考えています。
しかし、ラックラックにも、はやく行きたい!笑。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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