こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、「仙台牛タンは、もちろん仙台の牛タン(もしくは国産の牛タン)を使っているはず」と思っていませんか?
当然の如く、私もそう思っていました。
しかし、実際のところは仙台牛タンのほとんどは外国産なんです…
※この記事は、およそ1分で読めます
仙台牛タンはすべて国産だと思っていた件
国産じゃなくても仙台牛タンがおいしいのはなぜか?
この記事を読み、「仙台牛タンなのに仙台の牛タンじゃなかったのか…」と、あなたはガッカリしているのではないでしょうか。
正直なところ、情報だけ見ると、私も最初は裏切られたような気分になりました。
しかし、牛タンの本場・仙台で牛タンを食べたときのことを思い出すと、仙台牛タンが美味しかったのは疑う余地がありません…
なぜ、国産牛を使っていないのに仙台牛タンがおいしいのか?
それは、外国産でも各店がこだわりの牛タンを仕入れていることもありますが、職人さんの技によるものが最も大きな理由ではないかと思います。
あれだけの牛タン激戦区なので、各店が他店よりも美味しくしようと切磋琢磨した結果、国産じゃなくても美味しい牛タンが提供できているのでしょう。
産地による牛タンの特徴
産地による牛タンの特徴は以下のとおり。
- 国産:やわらかく上質で値が高い
- アメリカ産:やわらかくて脂身は多め
- オーストラリア産:やや硬くて脂身は少なめ
- ニュージーランド産:やや硬くて脂身は少なめ
ほとんどの仙台牛タン店では、アメリカ産・オーストラリア産・ニュージーランド産の牛タンを使用しているようです。
仙台のお店で1,000円台で牛タンを提供できているのは、外国産を安く大量に仕入れているから。
国産の牛タンは美味しいですが、どうしても仕入れ値が高くなってしまい、みんなが手を出せる価格では提供できなくなってしまうんですね。
とはいえ、仙台の牛タン店でも国産の牛タンを取り扱うお店はあります。
「ちょっと値が張っても国産の牛タンが食べたい!」という場合は、国産の牛タンを提供しているお店を選びましょう。
あとがき
観光で牛タンの本場・仙台で牛タンを食べまくった経験がありますが、当時はすべての仙台牛タンに仙台牛が使用されていると思い込んでました…
私が食べた牛タンのなかには、おそらく国産は含まれていなかったでしょう。
それでも、やはり仙台は牛タンの本場ということには変わりありません。
各店が海外産牛タンの特徴を生かして勝負しており、お店ごとに肉質が違うので食べ比べていておもしろかったです。
ちなみに、どのお店で食べても味・食感ともに良く大満足でした。
ただ、国産の牛タンを提供している仙台牛タンのお店があることを知ってしまうと、「そういうお店でも食べてみたいな~」という気持ちが出てきたのは否めません。
しかし、おそらく職人さんの技が磨かれている仙台では、海外産と国産のちがいを良い意味であまり感じさせないのではないでしょうか。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございます。
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