こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、トリプルリスクという言葉を聞いたことがありますか?
トリプルリスクとは、「血圧」「血糖」「血中脂質」のうち、どれか1つが高まると残りの2つも一緒に高くなってしまうリスクのことです。
そのため、「わたしは血糖値だけだから、まだ大丈夫!」などと安心してはいけません。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- トリプルリスクの対策方法は食事、運動、睡眠
- トリプルリスクの根本原因はインスリンの働きの低下
- トリプルリスクの先には心筋梗塞、心不全、脳梗塞、脳卒中などが待ち構えている
トリプルリスク対策をしましょう!【睡眠も重要です】
トリプルリスクの対策方法
トリプルリスクの対策方法には「食事」「運動」「睡眠」の3つがあります。
食事
食事でのトリプルリスク対策は、「塩分」「糖分」「脂肪分」の3つに配慮した食事を続けることです。
あたりまえですが、ようするに「塩分、糖分、脂肪分の摂りすぎには注意しましょう」ということになります。
個人的には最高の体調を読んでからは特保の飲み物やサプリメントで糖質制限や脂質制限するのはやめておいたほうがいいと考えるようになりました。
近代的な食品というのは、基本的にはカラダに悪いらしいということを学んだからです。
やはり原始人が食べていたような自然な食品から栄養を摂取するのが一番だと思います。
たしかに、「サプリメントでなければこんなに多くの成分は摂取できない」ということもあるとは思いますが、できるだけ野菜や果物など自然な食品から栄養を摂るようにしましょう。
なお、晩ごはんは遅くとも就寝の3時間前までには食べておきたいところです。
なぜなら、眠る直前に食べてしまうと脂肪の燃焼が低下したり、血糖値がより高く上昇したりとトリプルリスクが高まってしまう危険性があるからです。
運動
トリプルリスク対策として、適度な運動も心がけましょう。
筆者は先日にHIITトレーニングをはじめました。
HIITトレーニングはハードですが、17分という短時間で効果が絶大なので若年層~中年層の多忙な人におすすめです。↓
ただ、ふだん運動をしていない人がいきなりHIITトレーニングをおこなうとハードすぎて危険な気がします。
ふだん運動をしない人やご高齢の方は、スロースクワットなどがおすすめです。↓
スロートレーニング(スロトレ)は、短時間で高負荷をかけるHIITトレーニングとはちがい「ゆっくり動く」というアプローチでおこなう運動です。
「スロー」とはいえ、そんなに時間はかかりません。
また、ラジオ体操第一・第二をセットでおこなうのも、個人的にはおすすめですね。
わたしも筋肉痛がひどいときなんかはラジオ体操で済ませる日もあります。
睡眠
トリプルリスクの対策において「軽視されがちだけどめちゃくちゃ重要」なのが睡眠です。
睡眠不足が続くと空腹時に血糖値が上昇してインスリンの分泌が低下するためです。
つまり糖尿病のリスクがあがります。
また、韓国ソウル大学医学部の研究チームが13万人を対象に調査をしたところ、「睡眠時間が6時間未満の人は生活習慣病のリスクが上昇し、睡眠時間が7~8時間の人は糖尿病などのリスクが最も低い」という結果になりました。
ちなみに、マウスを使った実験によると「睡眠が不足すると太りやすい食べ物の摂取量が増えた」という結果が出ています。
人間も睡眠不足だと判断力がにぶるため、カロリー過多になりやすいことは容易に想像できますよね。
「血圧」「血糖」「血中脂質」が高まる根本原因は同じ
血圧、血糖、血中脂質が高まってしまう根本原因は「インスリンの働きが悪くなること」です。
血糖値を下げる効果のあるインスリンの働きが低下すると、こののようなことがおこります。
- インスリンを補うために膵臓から多くのインスリンが分泌される
- 腎臓の機能が低下して血圧があがる
- 肝臓で中性脂肪の合成が盛んになり、血中脂質が増える
ようするに、血圧、血糖、血中脂質どれか1つでも数値が高くなれば、他の数値にも影響するため、インスリンの働きが低下している可能性があります。
トリプルリスクの先には大きな疾患が待っています
トリプルリスクの先には以下のような疾患が待ち構えています。
- 心筋梗塞
- 心不全
- 脳梗塞
- 脳卒中
など
これらの疾患にならないよう、日ごろからトリプルリスク対策をしましょう。
あとがき
食事については、野菜ファーストを取り入れることをおすすめします。↓
野菜ファーストで食事をとると、血糖値の急激な上昇を抑える効果があるからです。
…わたしも30代になってからは「かなり健康に気をつかうようになったな~」と感じています。
投稿してきた記事を見てもらえばわかるとおり、当ブログには健康に関する記事が多めです。
妻の料理はもともとちょうど良い濃さでとても美味しいのですが、先日には「健康のためにさらに薄くしよう」と提案したほどの健康オタクっぷり笑。
ともあれ、あなたもトリプルリスク対策をして健康であり続けましょうね!
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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