こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
あなたは、”ガラパゴス化” という言葉を聞いたことがありますか?
私は、”ガラケー” は聞き覚えがありますが、ビジネス用語の “ガラパゴス化” については、今回調べるまで知りませんでした。
そこで今回は、ビジネス用語の “ガラパゴス化” について書いていきます。
※この記事は、およそ1分で読めます
ガラパゴス化とは
ビジネス用語における “ガラパゴス化” とは
ガラパゴス諸島では、周囲から隔絶した環境で動植物が独自進化を遂げ、多様化しました。
これになぞらえた言葉が “ガラパゴス化” です。
ビジネスにおける “ガラパゴス化” は、気がついたときにはデファクトスタンダード※の仕様から外れ、世界の動きから大きく取り残されることを指します。
※デファクトスタンダード:結果として事実上標準化した基準
たとえば、日本においては過去にNECから “PC‐9800シリーズ” という、日本独自のPCが販売され、私も親に買ってもらい嬉しかった記憶があります。
が、いま考えるとまさにガラパゴス化したもののひとつです。
日本語表示や入力の効率を高めることに注力した商品開発をおこなっていたため、Windowsが普及した際に対応できなくなってしまいました。
つまり、PC-9800シリーズはハードで日本語に対応していたのに、ソフト(Windows)のみで日本語表示できるようになったんです…
安価で高性能なIBMのPC/AT互換機が日本市場を席巻し、独自構造でPC/ATと互換性のないPC-9800シリーズは次第に衰退していきました。
そのため、せっかく親に買ってもらったPC-9800でしたが、活躍した期間は短かったです。
ただ、PC-9800を与えてくれた親には、いちはやくPCに触れるきっかけをつくってもらい、とても感謝しています。
あとがき
本文だけ読むと、ガラパゴス化についてマイナスなイメージをもたれてしまいそうなので補足です。
すべての分野において “ガラパゴス化してはいけない” というわけではありません。
なぜなら、日本の浮世絵やアニメなどはガラパゴス化による成功例といえるからです。
ただ、あくまでも結果論ですが、やはりPCなどテクノロジー関連は、世界基準に沿った規格を採用して開発するに越したことはなさそうです。
反面、アニメは永続的に日本のコンテンツとして君臨してほしいと願います。
NFTに絡めていくことなどを考えても、アニメは “これからも夢のあるコンテンツ” ではないでしょうか。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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