こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
このところ、デスクトップPCで使用しているキーボードを打つたびに「賃貸マンションだから隣の部屋に迷惑をかけているんじゃないか?」と感じていました。
迷惑をかけているかもしれないと感じていた理由は「メカニカル式キーボード特有のカチャカチャ音」です。
20代のころに購入した「FILCOのメカニカルキーボード」は、主にゲームをプレイするときに使用していて、「打鍵感」と「カチャカチャ音」がお気に入りでした。
しかし、現在のおもな用途は文章を書くこと…
キーをたたく回数が増えたため、「カチャカチャ音が気になる!」となったわけです。
そうなると、必然的に「なるべく静かにタイピングできて、ノートPCのような打鍵感のキーボードが欲しい!」となりました。
ノートPCのような打鍵感で静かなものは「パンタグラフ式」なので、パンタグラフ式のなかからLogicoolのMX KEYSを購入。
MX KEYSは、「ノートPCを使う機会が多い人であれば、多くの人が納得できる品質ではないだろうか?」と思えるほど、筆者にとっては「大当たり」なキーボードでした。
ただ、使う人の環境や用途によってベストなキーボードは異なるので、手放しに「このキーボードがいい!」とオススメすることはできません。
そこで今回は、「各種類のキーボードの特徴とメリット・デメリット」についてまとめました。
この記事を読むことで、以下のことがわかります。
- パンタグラフ式キーボード、メンブレン式キーボード、メカニカル式キーボードの特徴
- パンタグラフ式キーボード、メンブレン式キーボード、メカニカル式キーボードのメリット・デメリット
キーボードの種類まとめ【ノートPCの打鍵感に近いものも】
キーボードの種類とメリット・デメリット
パンタグラフ式キーボード
パンタグラフ式キーボードは、ノートPCに多く採用されているキーボードです。
軽いタッチで入力することができるため、長時間の作業でも疲れにくいのが特徴になります。
リズムよく作業したい人は選んでみるといいかもしれません。
パンタグラフ式キーボードのメリット
- 軽いタッチで入力できる
- 静かにタイピングできる
- キーボードが薄く、スマートな印象がある
パンタグラフ式キーボードのデメリット
- キーの深さが浅いため、入力ミスが発生しやすい
- 耐久性がやや低め
- 掃除がしにくい
今回筆者が購入したMX KEYSもパンタグラフ式キーボードです↓
MX KEYSは、なんといっても「心地よく軽快にタイピングできる」のが最大の特徴だと感じるキーボードです。
バックライトが搭載されているので「暗い部屋でもタイピングがしやすい」です。
パンタグラフ式のデメリットについては、すこし入力ミスが増えたような気はしますが、どのみち最後に文章全体を確認・修正するので私にとっては問題ありません。
使い始めて1年も経っていないため、耐久性については何とも言えませんが、ノートPCのキーボードすら壊れた経験がないので大丈夫ではないかと楽観視しています。
ただ、「掃除しにくい」ことが唯一のデメリットだと感じています。
そのため、使っていないときはカバーをかけておくなど、汚れないように対策しています。
メンブレン式キーボード
メンブレン式キーボードは、デスクトップPCに付属されていることが多いキーボードです。
しっかりとキーを押し込まなければ入力されないのが特徴になります。
入力ミスを減らしたい人は選んでみるといいかもしれません。
メンブレン式キーボードのメリット
- 安価
- 軽い
- 静かにタイピングできる
メンブレン式キーボードのデメリット
- 打鍵感がわるい(キーを押している感覚があまりしない)
- 耐久性が低い
- しっかり押し込まなければ認識されないため、疲れやすい
筆者は「メンブレン式キーボード」を購入したことはありません。
メンブレン式キーボードは「キーを押している感覚があまりしない」ため、個人的にリズムよくタイピングすることができないからです。
しかし、ほとんどのデスクトップPCについてくるので、使ったことのある人が圧倒的に多いキーボードではないでしょうか。
「会社のデスクトップPCと同じようなキーボードでテレワークがしたい!」という人や、急遽キーボードが必要になったときには安くていいかもしれません。
なお、2021年3月7日現在、Amazonの「パソコン用キーボードの売れ筋ランキング」にも、2,000円以下で買えるメンブレン式キーボードが上位に複数ランクインしていました↓
▶Amazonの「パソコン用キーボードの売れ筋ランキング」をチェックする
メカニカル式キーボード
メカニカル式キーボードは、強い打鍵感があるキーボードです。
パンタグラフ式・メンブレン式とちがい、キーひとつにつき1つのスイッチを持っているのが特徴になります。
かなりメンテナンスがしやすいキーボードなんです。
こだわりのキーボードを長く使いたい人は選んでみるといいかもしれません。
メカニカル式キーボードのメリット
- 耐久性が高い
- キーに深さはあるが、入力認識ははやい
- 各々のキーが独立しているため、修理しやすい
メカニカル式キーボードのデメリット
- 価格が高め
- 重い
- 打鍵音が気になる人もいる
FILCOのメカニカルキーボードは、長年使っていましたが「キーに印字されている文字がかすれた」ことを省けば、まったく問題なく使用することができます。
※わたしが所有しているのは『FILCO ZERO』ですが、現在はほとんど販売されているところを見かけません
新しいキーボードを買ったあとも、メカニカル式キーボードの打鍵感が気に入っているらしく、たまに妻が使っていますw
ゲーマーなど、「いつも同じキーを使いがちな人」には最適かもしれません。
FILCOのmajestouch2には、同じデザインでも打鍵感やタイプ音が異なるものが多くラインナップされています。
そのため、「メカニカル式なのにタイプ音が比較的静かなキーボード」もありそうです。
※メカニカル式キーボードは、茶軸、赤軸、青軸、黒軸など「キーを支える軸の色」により打鍵感やタイプ音がちがいます
あとがき
筆者がキーボードを購入したとき、MX KEYSを選ぶまでにかなりの時間がかかってしまいました…
そのとき、「キーボードを選ぶときの時短になればいいな~」と思い、この記事を書きました。
あなたが「使用中のキーボードで問題がない」と感じていれば、次に購入するキーボードも基本的には同じ種類のキーボードを選んだほうが良さそうですが、仕事とプライベートでキーボードの種類を変えるのも気分転換になっていいかもしれません。
ゲーマーであれば同じキーを使いがちなので、耐久性やメンテナンス性に優れるメカニカル式キーボードが良さそうですし、人によってベストなキーボードは全然ちがいます。
…キーボードを選ぶときは考慮すべきことがたくさんあるため、時間をたっぷりかけて選んでしまいがちです。
わたしも、時間をかけてしまったうちの一人でした…
しかし、振り返ってみると「キーボードを選ぶとき、悩みすぎた時間がもったいなかったな~」と感じてしまうんですよね。
私自身の備忘録としての意味合いも強い本記事ですが、あなたのキーボード選びの手助けになればうれしいです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございます。
▼今回ご紹介したもの
関連記事