こんにちは、やつお(@yatsu_o)です。
先日に『米だけのやさしい思いやり』というお酒を “西友の料理酒がまとまっているコーナー” で手にとった際、原材料が米と米こうじだけだったので、「ん?米と米こうじだけなら、清酒となにがちがうんだろう?」と疑問に感じました。
そこで、ググッてみると…
販売元の小山本家酒造ホームページにある記載では、『お米100%清酒~』とありました。
料理酒がまとまっているコーナーに陳列されていたけれど、どうやら清酒(米だけのやさしい思いやり)が混ざっていたようです。
この件がきっかけで、「料理酒と清酒のちがいって何?」という疑問も浮かんできたため、しらべてまとめました。
※この記事は、およそ2分で読めます
料理酒と清酒のちがい
料理酒は「調味料」清酒は「飲用」
料理酒には、基本的に海水ほどの濃さの塩分が含まれています。※
甘味料や酸味料なども加えてあるため、料理につかうと旨味やコクがでます。
いっぽう、清酒は飲むためにつくられているので、雑味が抑えられているんです。
※すべての料理酒に海水ほどの塩分が含まれているわけではありません
レシピにおいての「酒」は清酒
一般に、レシピに書かれている『酒』は清酒のことを指しています。
レシピ上の『酒』に料理酒をつかってしまうと、塩分が強くなってしまうので注意しましょう。
あえて料理酒をつかう際は、食材や調味料のバランスを考える必要があります。
レシピどおりに作りたい場合は、清酒を用いるのが無難ですね。
料理酒と清酒のつかい分け
レシピに書かれている『酒』に清酒をつかったほうがいいなら、料理酒はいつ使えばいいのでしょうか。
それは、『料理に旨味やコクを加えたいとき』です。
基本的に、清酒は食材の臭みをとるとき、料理酒は旨味やコクを加えたいときにつかいます。
ただ、前述のとおりレシピにおいての『酒』は清酒(であることがほとんど)なので、つねにレシピを見て料理するなら、清酒だけでも事足りそうです。
あとがき
料理酒と清酒のちがいを学び、率直に「(私は)いまのところレシピを見ずに料理することはないから、清酒だけあればいいな」と感じました。
また、仮に私がレシピを見ずに味のバランスを考えて料理できるようになったとしても、おそらく料理酒はつかわないでしょう。
塩分が加えられている料理酒をつかうと、塩分過多になりやすい状況をつくってしまい、あまり健康によろしくないと感じるからです。
(日本人は塩分をとりすぎる傾向があるので、自分でつくる料理くらいは塩分ひかえめにして1日のトータル塩分量を極力おさえたい…)
そのため、『米だけのやさしい思いやり』はコスパがいいうえに、どうやら清酒にあたるので「いいものを選んだみたいだな~」と、うれしく思っています。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
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